40代で年収+150万円も「転職エージェント」で年収を上げる人、失敗する人の決定的な違い
Xでキャリアや転職について発信し、フォロワー4.6万人を抱える「ずんずんのずんずんいこう(╹◡╹)」のずんずん氏。彼女はこれまでに年間約600人、累計約5000人ものキャリア相談に乗ってきた。
転職活動では、転職エージェントを利用する人も多い。しかし、紹介された求人に応募し、勧められるまま転職先を決めればいいというわけではない。エージェントから得られる情報を活用しながらも、最終的には自分で求人を見極め、転職活動を進めていくことが重要だ。
本稿ではエージェントとの正しい付き合い方から面接フェーズ別の攻略法、そして「希望年収」を聞かれたときの正しい答え方まで、実践編を語っていただいた。全4回の第4回。
みんかぶプレミアム連載「年収を変える転職術」
年収を上げたい人ほど、転職エージェントを信用しすぎてはいけない
転職活動で、転職エージェントを利用する方は多いと思います。求人を紹介してもらったり、企業の情報を教えてもらったりと、うまく活用すれば心強い存在です。
ただし、エージェントから言われたことを、すべて「転職市場からの評価」だと思わないことも大切です。
たとえば、「あなたの経歴では紹介できる求人がない」と言われたとしても、それは必ずしも「あなたには市場価値がない」という意味ではありません。エージェントが持っている求人や、担当している業界・職種との相性によって、紹介できる求人は変わります。 そのエージェントが持っている求人や得意な業界・職種と、自分の経歴がたまたま合っていないだけなのです。
エージェントの言葉はあくまで一つの情報として受け取り、必要であれば別のエージェントにも話を聞いてみる。大切なのは、エージェントの評価だけで自分の可能性を決めないことです。
では、エージェント任せにせず、必要な情報や求人をうまく引き出しながら転職活動を進めるには、どのように付き合っていけばいいのでしょうか。
良い転職エージェント、悪い転職エージェントの見分け方
転職エージェントは、同じ会社であっても担当者によって、得意な業界や職種、経験、サポートの仕方などに違いがあります。そのため、一人の担当者と話して「合わないな」と感じても、それだけで転職エージェントそのものが合わないと判断する必要はありません。
私が少し注意した方がいいと思うのは、「あなたにはこういう仕事はありません」「その経歴では難しいです」と、可能性を強く断定する担当者です。
その意見も、担当者の経験や得意分野、そのエージェントが持っている求人などをもとにした一つの見立てです。一人の担当者から言われたことを、そのまま転職市場全体からの評価だと思わない方がいいでしょう。
おすすめの活用術は、複数のエージェントや担当者と話して、紹介される求人やアドバイスを比較してみる方法です。話していく中で、自分の希望を理解してくれる人や、志望する業界・職種に詳しい人が見つかることもあります。
エージェントにすべての判断を委ねるのではなく 、あくまで自分が主導権を握りながら、活用しながら、最終的には自分で判断するぐらいの距離感がいいでしょう。