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時間足の組み合わせで徹底的にタイミングをはかる!元手100万円→数千万円にした短期売買強者が重視する「リスク」と「エントリー」

(c) AdobeStock

 100万円の元手が数千万円に。しかし、執着した1つの銘柄で3000万円を失うー。そんな急騰・急落を経験しながらも堅実に資金を増やし、短期売買の強者となった村居孝美さん。

 そんなトレーダー歴が長い彼でさえ、「今は、稼ぐこと以上に生き残ることが最優先」と言います。今回は、村居さんが実際に使っている手法を公開してもらいました。

目次

「ホルムズ海峡」が世界の金融・経済を支配する

ーー村居さんは、どのようなニュースが出たらポジションの解消(利確・損切り)を判断されますか。

 やはりホルムズ海峡の動向次第です。ここが正常に通れるようになるかどうかが、すべての鍵を握っています。現代の戦争は、はっきりとした「勝利」で終わることは稀です。ウクライナ情勢がそうであるように、決着がつかないままズルズルと長引く。イスラエルとイランの争いも、米国が手を引き、イラン対イスラエルという形で長期化するのではないかと懸念しています。

ーー仮に米国が手を引いた状態で戦争が続いた場合、S&P500などは再び上昇に転じることはあるのでしょうか。

 可能性はあります。原油高による供給網のリスクさえ排除されれば、株価は上がっていく力を持っています。結局のところ、金融はすべて経済であり貿易なんです。戦争そのものよりも、戦争によって貿易や物流が滞り、経済が圧迫されるからこそ株価が下がる。そこで一つ重要なのは、米国には自国で賄えるエネルギー資源(石油)があるという点です。

ーー中東情勢が悪化し、ホルムズ海峡が閉鎖された場合、日本は不足分を米国から輸入することにはならないでしょうか。

 エネルギー安全保障の観点からは、米国が有力な代替候補になるのは必然でしょう。しかし、そこには経済的・政治的なトレードオフが存在するという視点も必要です。

 まず経済面では、輸送距離の増大に伴うコストアップは避けられません。さらに、有事による市場全体の暴騰に加え、米国産の需要が急増すれば、実質的な調達コストが現在の数倍に跳ね上がるリスクも想定されます。

 また、政治的な側面でも慎重な分析が求められます。仮にトランプ氏のような「自国利益の最大化」を掲げるリーダーが交渉相手となった場合、有事の際のエネルギー支援を外交カードとして利用してくる可能性は否定できません。つまり、海峡閉鎖という危機が去った後も、安全保障上の「借り」を理由に、高価格な米国産を継続的に購入するよう長期的な約束を求められるなど、日本のエネルギー政策が特定の国に強く規定されてしまうというシナリオです。これは一時的な混乱では済まない、構造的なリスクとして議論されるべきことだと私は考えています。

ーー村居さんはデイトレードもされていますよね。この情勢でも勝ち続けるにはどのような手法が良いでしょうか。

 ストップ狩りを利用したスキャルピングが良いと思います。

 今のドル円相場では、高い位置で飛び付くと、調整の下げで一気にやられてしまいます。私の場合は、時間足の組み合わせで徹底的にタイミングを計ります。

 メインで監視するのは1時間足と15分足です。日足や4時間足は、全体の流れや大きなトレンドの方向性を確認するために「さらっと」見る程度。その上で、1時間足と15分足のチャートにレジスタンスラインやサポートライン(水平線)を引きます。

 そこが「ポジションが溜まっている場所」であり、市場参加者が意識しているポイント。そこは最もストップ狩りが発生しやすい価格帯と分析します。

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