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「高市トレード」のテーマ株はもうオワコン?資産10億円超のベテラン投資家が実践する“勝てるタイムラグ投資”

(c) AdobeStock

本稿で紹介している個別銘柄:遠藤照明(6932)、愛知電機(6623)、ダイヘン(6622)、丸藤シートパイル(8046)、ジェコス(9991)

 株式市場では、相変わらず「高市トレード」が大きな注目を集めている。積極的な財政出動や経済安全保障への期待から、防衛やサイバーセキュリティなどの関連銘柄はすでに大きく上昇しており、「今からでは高値づかみではないか」と感じている個人投資家も少なくないだろう。

 ただ、DAIBOUCHOU氏は、「派手ではないものの、国策の恩恵を確実に受けるうえ、まだ十分に注目されていない穴場セクターがあります」と話す。

 そこで今回は、業績に反映されるまでの“タイムラグ”に注目しながら、これから上昇余地が期待できる隠れた本命銘柄について、ベテラン投資家のDAIBOUCHOU氏に詳しく伺った。

目次

高市トレード、次の本命は“地味な株”?

ーー高市政権の誕生で、市場は一気に特定のテーマ株へ資金を向けています。防衛関連などニュースで目立つ銘柄はすでに大きく上がっていますが、今から買っても間に合うのでしょうか。

 わかりやすいテーマ株にはすでに多くの資金が流れ込んでおり、今から飛び乗るのは少しリスクが高いかもしれません。市場の期待感が先行して、株価が実力以上に吊り上がっている面もあるからです。

 ただ、「高市トレードはもう終わった」と判断するのは早いと思っていて。ニュースで連日報じられるような派手なセクターの裏で、国策として確実にお金が動き始めているにもかかわらず、まだ株価に織り込まれていない銘柄がたくさんあります。

ーー具体的には、どのような視点で探せばよいのでしょうか。

 ポイントは「すでに始まっているインフラ更新」と「需要のタイムラグ」です。高市総理の政策方針はもちろん追い風ですが、それに限らず国としてどうしても進めなければならない事業があります。

 そうした地味だけれど確実な需要を持っている銘柄は、まだそこまで過度な物色を受けておらず、今からでも十分に間に合うタイミングだと見ています。

照明の「2026年問題」全国で買い替え特需

ーー国策の恩恵というと、どうしても半導体の工場誘致などの大きな話に目を奪われます。もっと身近で確実なテーマがあるということですか。

 はい。例えば「照明」の切り替え需要です。実は環境対策の国策として、水銀に関する条約などの影響もあり、一般家庭やオフィスで使われている白熱灯や蛍光灯の製造・輸出入が段階的に禁止されつつあります。

 つまり、今使われている白熱灯や蛍光灯が切れたタイミングで、強制的にLEDに買い替えなければならない「特需」が確実にやってきます。

ーーなるほど。ただ、電球をLEDに変えるくらいで、企業全体の業績がそこまで大きく跳ねるものなのでしょうか。

 個人の家庭の電球を一つ変えるだけなら規模は小さいですが、オフィスビルや店舗、業務用となると話は別です。

 弾(電球)だけを交換するのではなく、照明装置そのものを丸ごと交換する大規模な工事が必要になるからです。

 ここで恩恵を受けるのが、業務用LED照明に強い遠藤照明(6932)です。

 高市トレードのような派手なニュースの影に隠れてあまり注目されていませんが、この先必ず発生する全国規模の交換需要を考えると、今から仕込んでおくには非常におもしろい銘柄ではないでしょうか。

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この記事の著者
DAIBOUCHOU

2004年から専業投資家。トレードより保有で儲けるタイプ。不動産株の集中投資&信用取引で大儲けし、最近は現物不動産投資と割安成長株の超分散投資を行う。企業成長力に対して評価不足の中小型割安成長株に投資する。 著書:「DAIBOUCHOU式 新・サイクル投資法」宝島社。 ツイッターアカウント:DAIBOUCHO@DAIBOUCHOU

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