在宅で月商60万円を達成するために2児のママライターが実践した稼ぐためのタイムマネジメント 週3回シッターを頼み子育てをやりくり

「子どもを誰かに預けてまで仕事をするなんて、母親としてどうなんだろう」――そんな罪悪感や葛藤に縛られ、自分のキャリアにブレーキをかけてしまうママは少なくない。小学校1年生と4歳の子どもを育てながら、約100件の案件を回し続けたしゅり氏は、そこで妥協するのではなく、「シッターさんを頼んででも、命がけで自分の作業時間を確保する」という覚悟を決めた。本稿では、家事と育児の合間を1分たりとも無駄にしない「タイムマネジメント」の全貌を徹底解説。シッター代を未来への投資に変えた決意の裏側から、圧倒的に稼げるWebライターというポジションを活かしてInstagramやThreads、noteへと発信を水平展開した「SNSマルチチャネル戦略」まで、同じママたちの胸を熱くするビジネス思考を語っていただいた。全4回の第3回。
みんかぶプレミアム連載「フリーランスの稼ぎ方大全」
目次
月25万円でぶつかった壁。プレイヤーから「チーム運営(外注化)」への挑戦
Webライターを始めて数ヶ月が経ち、月収が25万円に達したタイミングで、私はある大きな壁にぶつかりました。「自分1人が動いて文字を書く」という働き方の天井を激しく意識するようになったのです。
どんなにタイピングの速度を上げても、どんなに睡眠時間を削っても、人間のリソースには限界があります。これ以上案件を増やして売上を伸ばすためには、自分の分身を作るしかないと考えました。
そこで私は、自分がブログ運営やこれまでのライター活動で培ってきたノウハウをすべてマニュアル化し、他のライターさんに仕事を依頼する「外注化」に挑戦することにしたのです。
クラウドソーシングサイトを使って募集をかけ、応募者の中から優秀なライターさんを3名ほど採用してチームを結成しました。私がクライアント企業から案件をまとめて受注し、全体の構成案の作成やディレクションを行い、実際の執筆や細かなリライトをチームのメンバーに任せるという形です。
この「プレイヤーからディレクターへのシフト」によって、私のリソースは劇的に解放されました。1人で抱えられる仕事の規模が何倍にも広がり、売上は一気に月収60万円のステージへと跳ね上がったのです。
また、外注さんを入れたことで、私が過去に作ってきた特化ブログにも手を加えられるようになりました。Webライターになったいまもブログは継続していますし、まだしっかりと稼いでくれています。
毎朝3時半起床。1分の無駄もなくシステム化された「執念の24時間スケジュール」
月収が30万円、40万円、そして60万円へと膨らんでいくにつれて、私が抱える案件数は100件近くに達していました。毎月定期的な依頼がある企業で約10社。この数字を聞くと、多くのママから「一体いつ寝ているんですか?」「子育てはどうしているんですか?」と驚かれます。
当時の子どもたちは、4歳と2歳です。手のかかる盛りの子どもが2人いて、家事も育児もこなしながらこれだけの案件数を1人で回すのは、普通に考えれば物理的な時間の壁にぶつかります。
私が実践したのは、何か特別なツールを導入したということではありません。「自分の生活の中にある『隙間時間』を執筆と営業に充てる」という、無駄を削ぎ落としたタイムマネジメントでした。
まず、私の朝は「3時半」に始まります。まだ家族全員が眠っているこの静寂な2時間こそが、1日で最も集中できるプラチナタイムです。5時半までの間に、その日の一番重いタスクを片付けます。
その後、子どもたちが起きてからは「お母さん」の戦場です。朝食、着替え、保育園への送り出しをドタバタと済ませます。保育園の門につくのは毎日7時30分前。開門より早く行き、開門と同時に子どもを預けて家に帰り、8時には再びパソコンの前に座ります。ここから夕方までの時間は、ノンストップの作業時間です。
朝3時半からの朝活を始める前は、実は夜活派でした。しかし、子どもがなかなか寝ないと「早く寝なよ」と寝かしつけがストレスになり、寝ない子どもは悪くないのに勝手にイライラしてしまうという葛藤がありました。また夜は自分自身も疲れていて脳が働かず、シャキッとした状態で仕事ができなかったため、子どもと一緒に寝て、朝早く起きることにしました。
朝3時半に起きる生活は、2年半続けています。