新NISAで元手1000万円を「1億円」にする現実的なロードマップ…元メガバンク行員が明かす“失敗しない出口戦略”とは

「どれだけ含み益が出ても、正しく使えなければただの数字に過ぎない」――。資産形成のゴール地点を見失い、ただ闇雲に節約と投資を繰り返す人が増えている。元メガバンク行員で登録者80万人の投資ch「BANK ACADEMY」を運営する小林亮平氏は、資産を増やすこと以上に「どう守り、どう使うか」の重要性を説く。
本稿では、元手1,000万円を1億円にするための現実的なロードマップから、生活を切り詰める「NISA貧乏」の回避策、そして老後まで資産を長持ちさせるための出口戦略まで、一生お金に困らないためのノウハウを語っていただいた。全3回の最終回。
みんかぶプレミアム特集「超富裕層のお金がお金を生む思考法」第7回
目次
「NISA貧乏」を回避するための“適正な投資バランス”とは
生活費を無理に削ってまで投資に回す「NISA貧乏」という言葉も出てきていますが、これはどう考えても投資のしすぎです。
若いうちの時間はものすごく貴重なので、月の手取りの5%から10%といった無理のない範囲で投資を行い、余ったお金は自分の趣味や大事な人との時間に使ってみるなど、バランスを取るのが一番大事です。
ただ、若いうちから早く投資を始めること自体はおすすめします。投資で得られるのはお金だけではないからです。
実際に始めてみると、株価やその企業に興味を持ったり、投資額を増やすために節約を頑張ってみようと家計管理に良い影響が出たりと、リターン以外にも得られるメリットがたくさんあります。
銘柄選びにAIは使える? 投資におけるAIの正しい活用法
私は投資でAIを使うことはあまりありません。自分の投資方針とかポートフォリオが明確に決まっているので、使う必要がないからです。
ただ、例えば「自分の年齢や金融資産、家族構成」を入力してこういう風に運用していきたいという壁打ちとしての活用はあると考えています。
あくまで壁打ちとして活用し、初心者が最終的な判断までAIに求めてしまうのは避けたほうがいいでしょう。