「日経平均7万円は高くない」2026年の“昇龍拳相場”で著名投資家が仕込む、エヌビディアの次に爆発する巨大セクター
本稿で紹介している個別銘柄:SpaceX(SPCX)
「『いよいよ株価も頭打ちだ』という見方は、間違っています。2026年の夏は“昇龍拳相場”になるでしょう」
そう語るのは、米国株投資スクールFFCの代表講師であり、YouTubeチャンネル「ライオンじゅんの米国株FIREが最強」でも発信を続ける“ライオンじゅんさん”こと、金盛潤一氏だ。
歴史的な円安や物価高、地政学リスクが叫ばれる2026年下半期。市場には「いよいよ株価も頭打ちか」と悲観論が漂い始めているが、金盛氏はそんな不安を一蹴し、強気な予測を立てる。
日経平均7万円、S&P500が8000ポイントの大台に乗るシナリオも十分にあり得ると彼は語る。様子見や現金化への逃避が、いかに取り返しのつかない機会損失を生むのか。
不安定な相場環境下で仕込むべき“2つの巨大テーマ”と、個人投資家が絶対にやってはいけないNG行動を伺った。
みんかぶプレミアム特集「激動相場 この夏の狙い目」第5回。
目次
上昇トレンドは簡単に崩れない
ーー日米の金融政策のズレや地政学リスクから、投資を休むべきとの声も根強いです。今年の夏相場をひと言で表すなら?
ひと言で表現するなら「昇龍拳相場」ですね。目線は完全に「上」で問題ありません。
確かに足元の株価水準を見て、割高感に怯える気持ちはわかります。ただ、基本として上昇トレンドはそう簡単に崩れません。
いつ来るかわからない暴落を恐れて投資をストップするのが、今の環境では一番もったいない行動です。
市場の不安材料として地政学リスクを挙げる方も多いですが、過去の歴史を振り返れば、第二次世界大戦の最中でさえ景気後退は浅く、株価はしっかりと上がっていきました。今回も同じです。
現在の米国経済を見渡しても、ISM製造業景況指数や失業率などの重要指標は決して悪化していません。
むしろ利上げに耐えられるほどの底堅さを持っています。こうしたマクロ環境を冷静に分析すれば、日経平均が7万円をつけるのもまったく高いとは思いません。
米国株の指標にあたるS&P500に関しても、ここから数年で8000ポイントの大台に乗せるのは、十分あり得る現実的なシナリオだと分析しています。
一時的な調整、いわゆる押し目は来るかもしれませんが、それはあくまで買い場に過ぎません。
株より危ない“日本円暴落”という事実
ーー記録的な円安が続き、為替の乱高下に疲弊する投資家も増えています。いま一番警戒すべきリスクは何でしょうか。
多くの方が株価の暴落ばかりを気にしていますが、いま日本人が一番警戒すべきなのは「日本円の暴落」です。
政府や日銀による為替介入が入ったとしても、一時的な時間稼ぎにしかなりません。大局的なトレンドが上を向いている以上、いずれまた円安方向へ戻っていきます。
私自身、2027年には1ドル170円をつけてもまったく不思議ではないと考えています。少し長い目で見れば、日本の人口減少は避けられません。将来的に1ドル200円が視野に入ってくるのも、経済の原理原則からすれば極めて自然な流れです。
相場が不安定になると、現金比率を高めれば安全だと錯覚する方が大勢います。
しかし、日本円を現金のまま銀行に眠らせておくとどうなるか。
物価高と円安のダブルパンチを受け、実質的な購買力は日々目減りしていく一方です。何もしないことが最も確実な「負け」につながります。
これを防ぐには、外貨建て資産を中心にポートフォリオを構築することが絶対の基本になります。
NISAなどを活用して全世界株式や米国株式を保有し、自身の資産をグローバルな成長に乗せながら、日本円の価値下落から身を守る防御策を講じる必要があります。