500万円を1.57億にした億トレーダーが語る資金管理ルール…早く稼ぎたい人がやりがちな失敗とは

FXでは「1回のトレードで許容する損失は資金の2%まで」「3%以上はリスクを取りすぎ」といった資金管理の考え方がよく語られます。初心者向けの教科書でも、こうしたルールを目にしたことがある人は多いでしょう。
しかし、2023年に国内口座で500万円を1.57億円まで増やしたramenKing氏は、「資金管理は人によって変わる」と語ります。
今回は、少額資金で始める人は、どうロットを考えるべきなのか。早く稼ぎたい人が陥りがちな失敗も聞きました。全5回の第4回。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
目次
派手な成功の前に、2000万円の負けがあった
2023年に国内口座で大きく増やしたとき、最初の元手は500万円でした。
ただし、そこに至るまでに、トータルではかなり負けています。10年ちょっとの間で、おそらく2000万円くらいは負けていると思います。給料から入金しては負ける、という時期もありました。
その意味で、「500万円だけで簡単に1.57億円になった」という話ではありません。最後に成功したときの元手が500万円だった、ということです。
2023年は、1月に500万円からスタートし、3月時点ですでに1億円に到達していました。その後、増えたり減ったりしながら、最終的に年末時点で1.6億円弱、つまり1.57億円まで増やした形です。
当時のロットは、かなり大きく張っていました。枚数でいうと、張れるだけ張っていたという感覚です。
フルロットを真似すべきではない理由
ただし、これは誰にでも再現すべき項目ではありません。
私がそのロットを張れたのには、いくつか前提がありました。まず、当時は兼業で、本業の収入がありました。仮にトレードで資金を失っても、生活が完全に崩れるわけではない。収入の担保がある状態だったのです。
もうひとつは、前年に大きく増やした経験があり、自分の中に絶対的な自信があったことです。だからこそ、2023年にフルで張れた。
今、同じことをやるかと聞かれたら、簡単にはやれないと思います。当時とは前提が違うからです。
資金管理は、「このロットが正解」と一律に決められるものではありません。自分にとってその資金を失っても痛くないのか。生活に影響しないのか。目標金額に対して、どのくらいのスピードで増やしたいのか。そうした前提によって変わります。