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「副業はしなくていい」資産7,000万円の会社員が明かす、才能もスキルも不要なたった2つの黄金ステップ

 会社員として働きながら、YouTubeチャンネル「セミリタイア目指す夫婦 もりげ」を運営し、7年ほどで資産7,000万円を築いたもりげ氏。第1回では、スマホゲームのガチャやギャンブルに溺れた浪費家時代と、FIREを志すエネルギーになった原点を語っていただいた。

 では、投資も節約もまったくの未経験だった同氏は、どん底から一体「何」を、「どの順番」で始めたのか。第2回となる本稿では、誰でも今日から真似できる資産を貯めるためのロードマップと、多くの発信者とは一線を画す「副業は実はいらない」という同氏独自の持論を、余すところなく語っていただいた。全3回の第2回。

 みんかぶプレミアム連載「富裕層たちの黄金法則

まずは「お金の本を1冊」。固定費の見直しで「月6万円」を生み出す

「お金を貯めたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」――これは、当時の私自身が抱えていた悩みそのものです。

 だからこそ、私が最初にやってほしいのはたった一つ。「お金の本を1冊読む」ことです。お金の話と聞くと、やることが山ほどあって、難しい知識が必要だと思ってしまうでしょう。でもそれは間違いです。実は全体像さえつかめば、やるべきことは驚くほど少ない。逆に全体像がわからないままだと、優先順位を間違えてしまいます。

 「本を読みましょう!」といっても、難しい本である必要は一切ありません。私がおすすめするのは、両@リベ大学長の著書『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』(朝日新聞出版)です。何冊も読む必要はなく、この1冊で十分。もちろん、書店で立ち読みして「これくらいの文章量なら読めそうだ」と自分に合ったレベルのものでも大丈夫。自分に合った1冊で「お金を貯めて投資をする」全体像をつかむことが第一歩です。ゲームに攻略本があるように、貯金にも攻略本があります。読まない手はありません。

 全体像をつかみ、やるべきことがふんわりイメージできたら、早速実践です。お金系の本なら最初の方に必ず書いてあります。「固定費を見直しましょう」と。お金を貯める方法は、突き詰めれば「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2つしかありません。そして収入を上げるのは、副業にしろ昇給にしろ、実はとてつもなく難易度が高い。一方で毎月の支出を減らすのは、はるかに簡単で効果絶大です。

 実際、『お金の大学』を読んで私は愕然としました。「生命保険料に5,000円以上かけていたら払いすぎ」と書かれていたのに、我が家は月2万円も払っていたのです。

 私はこの事実を知って、まずは固定費の見直しを始めました。具体的には、月2万円の生命保険や月8,000円の医療保険を解約、格安SIMにすることで通信費を月2万から3,000円に削減、月5,000円のサブスクも解約。最後は食費もしっかり見直し、1万円削減しました。その結果、我が家はなんと月6万円もの支出を削減できたのです。

 月6万円。本を読んで固定費を削っただけで、毎月この金額を捻出することができたのです。「収入を上げる前に、まず支出を下げる」これがお金を貯める鉄則です。

 一方で「やらなくてもよい節約」もあります。具体的には、10円安い大根を買うために遠いスーパーをはしごしたり、こまめにクーラーの電源を切ったりするといった「頑張る節約」です。10円のためにスーパーの移動に30分かけることは頑張る労力に見合いませんし、クーラーの電源をこまめに切ることも、1日数十円程度しか変わらないと言われています。

 固定費を変更することは、意外に手間だと感じることもあるかもしれません。しかし手間がかかるのは最初だけです。見直して金額を下げてしまえば、あとは特に何もすることはありません。

投資が怖かったから「月1,000円」。最初は1円の値動きから慣れた

「家計簿をつけなきゃいけないのか」と身構える方がいるかもしれません。しかし、家計簿のハードルが高いと感じるなら、無理につける必要はありません。

 まずは銀行の通帳を開いて「この1カ月でお金が増えたのか、減ったのか」。それだけを確認してみてください。もし赤字だったら、「まずい、一体何に使っているんだ」と、自然と気になるもの。今まで目を向けてこなかったお金について、意識するきっかけさえあれば十分です。

 こうして生み出した種銭を、次は投資に回していきます。ただし、いきなり全額を投じる必要はありません。まずは生活防衛資金として、現金200万〜300万円ほどのまとまったお金を手元に置いてください。そのうえで、余ったお金を投資に回すのが鉄則です。

 私自身、最初は投資について半信半疑だったため、当時の「つみたてNISA」でまず月1,000円だけ入れてみました。「今日はプラス1円だった」「マイナス3円だった」。そんな日々の値動きに少額で慣れてから、徐々に金額を増やしていきました。その後は、夫婦2人とも満額の月3.3万円を積み立てました。

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この記事の著者
もりげ

会社員として働くかたわら、YouTubeチャンネル「セミリタイア目指す夫婦 もりげ」を運営するお金系発信者。節約・投資・セミリタイアの情報を発信し、固定費の見直しとインデックス投資による堅実な資産形成術を、笑いを交えてわかりやすく伝える。かつては投資を「ギャンブル」と思い込み、スマホゲームやギャンブルに散財していたが、適応障害をきっかけに会社に行けなくなった危機感から、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を志す。共働きの妻と二人三脚で、投資も副業も未経験の状態から資産形成をスタートし、約7年で資産7,000万円を達成。年内のセミリタイアを目指している。

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