デイトレ初月240万円稼いだママ投資家が語る“初心者の練習方法”…上達を早める振り返りとは

デイトレードで勝てるようになるためには、毎日何時間も売買し続ける必要があるのでしょうか。
デイトレ初月に約240万円の利益を上げたママ投資家のなつ氏も、最初から安定して勝てていたわけではありません。トレード後の振り返りや情報収集を重ねながら、自分なりのやり方を作ってきたといいます。
全4回の最終回では、初心者が最初の1カ月で取り組むべき練習法や、普段どんな情報を見ているのか、そしてデイトレで焦らないために意識していることを聞きました。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
初心者が最初の1か月で取り組むべき練習方法
もし今、完全な初心者に戻るなら、まず「何円稼ぐか」ではなく、何ティック取るかを決めて練習します。
例えば最初は「今日は1ティック取る」。慣れてきたら5ティック、その次は10ティックというように、少しずつ目標を伸ばしていきます。
もちろん相場の状況によるので、毎日必ず同じ目標にする必要はありません。大事なのは、金額ではなく値動きを取る練習をすることです。
損切りを早くすることも大事ですが、利益を伸ばす練習もすごく大事だと思っています。
「このチャートパターンなら10ティックぐらい上へ行くはずだ」
そう考えて買ったのであれば、すぐに下がってこない限り、10ティックを目安に待ってみる。
「この形なら1分足で陽線3本分ぐらいは伸びそうだ」と考えたなら、その値幅まである程度我慢してみる。そうやって、自分が想定した値動きをどこまで取れるのかを練習します。
もちろん、予想通りに動かない時もあります。その時は、「なぜ10ティックまで伸びなかったのか」を考えるんです。
「この価格帯で利確したい人が多かったのかな」
「自分が変な位置でエントリーしたのかな」
後付けになる部分もあると思いますが、それでも自分なりに仮説を立てて振り返ることが大事です。
そうした検証を続けていけば、少しずつ「この形なら20ティックぐらい取れそうだ」と、狙える値幅も伸ばしていけると思います。
僕は「今日は何万円稼ぐ」と金額で目標を決めるより、何ティック取るか、陽線何本分を狙うかと考えた方が、トレーニングになりやすく、手法の改善にもつながると思っています。
金額だけを目標にすると、「じゃあロットを増やそう」という考えにもなりやすい。だからまずは、値動きをどれだけ正確に捉えられるかを練習する方がいいと思います。
毎朝必ず確認する情報源とは
ADR(米国預託証券)やレーティング※、前日の米国市場の動きは毎朝確認しています。
日本株と連動しやすい米国株やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)など、関連する指数やセクターの動きも、ある程度頭に入れた状態で相場を始めます。
一方で、小型株に何かすごい材料が出た、といったニュースを片っ端から探しているわけではありません。
基本的に毎日見る銘柄はかなり似ています。その銘柄に影響しそうな周辺の動きを確認するという感覚です。
※レーティング:証券会社やアナリストが示す投資判断や目標株価
SNSは「答え」を探すのではなく、自分にない目線を見る
Xもかなり参考にしています。ただ、「この人が買ったから自分も買う」というより、自分にない目線を取り入れるために見ることが多いです。
例えば、自分の頭がロングに偏りすぎている時です。
僕自身、どうしても「ここから上がるんじゃないか」と買い目線に寄りやすいところがあります。ロングの方が気楽なんですよね。だから、そういう時は空売りがうまい人の発信を見るようにしています。
「自分は上がると思っているけど、この人はまだ売りで見ているんだ」
そうやって、自分に足りない売り目線を入れるんです。
ほかにも、相場全体を見るのがうまい人が半導体から別のセクターへ資金を移しているようなら、「そろそろ資金の流れが変わるのかな」と考えます。
うまい人たちがそろって負けているような時は、「今日は自分も無理に入らない方がいいかもしれない」と考えたり、入るとしてもロットを落としたりします。
僕にとってSNSは、売買の答えをそのままもらう場所というより、相場の空気を読むための材料として使うことが多いです。