松川・今井議員らのパリ視察を完全論破する東大論文…鬼の岸田政権「増税の成功体験を実感したい」地獄へまっしぐら
「サラリーマン増税は考えていない」などと語った岸田文雄首相だが、松野博一官房長官は「サラリーマンを狙い撃ちにした増税は行わない」などと文言を軌道修正した。これに対して作家の小倉健一氏は「これでは真逆の意味を持ってしまう」と指摘するーー。
「サラリーマン増税やらない」発言を官房長官が修正…”結局やるんかい”
アタらしいオカねのバラマキ先を見つけて、岸田首相はホッとひと息なのだろうかーー。
「消費税を引き上げる、ぜひ、この引上げを円滑に行うことによって、引上げの成功体験を国民の皆さんとともに実感し、未来を考える、こういったことの意味は大変大きい」と語ったのは、岸田文雄首相だ。2019年、衆議院予算委員会での発言だ。
岸田首相は、支持率の低迷から「サラリーマン増税をしない」などと語ったが、「増税の成功体験」を国民と分かち合おうという不可思議な感覚は、岸田首相の長い永田町生活でしか身につかないものであろう。7月25日の岸田首相が『サラリーマン増税』を否定した翌日には、政権幹部である松野博一官房長官が「サラリーマンを狙い撃ちにした増税は行わない」として、軌道修正を行ったことだ。「サラリーマン増税をしない」と「サラリーマンを狙い撃ちにした増税は行わない」では、ほとんど真逆の意味合いを持つ。サラリーマンに対して増税するか否かであれば、確実にされるということだ。