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サピックスには小1から入塾するべきなのか…大手中学受験塾と個別指導・家庭教師を併用する際のポイント

 中学受験をめぐる選択肢の中で、塾選びは最も重要な決断の一つだ。「とりあえずサピックス」と考える親も多いが、本当にそれが最適解なのだろうか。中学受験専門家で、『SAPIX、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー 中学受験4大塾でがんばるわが子の合格サポート戦略』(実務教育出版)の著書もあるユウシン氏に、大手塾と中小塾の特徴や選び方について話を聞いた。連載全3回の第3回。

目次

中学受験、中小塾という選択肢はありなのか

ーー中学受験大手塾以外にも、中小塾という選択肢もありますよね。中小塾を選ぶべき子というのはいるのでしょうか。

 やっぱり、大手塾が合わなかった子ですね。中小塾って大手塾より結構尖れるわけですよ。その尖り方として一番多いのは基本的に面倒見がいいですね。1人1人に向き合って、その子にとってどういうアプローチをしたらいいのかというのを考えてくれる塾が多い。

 逆に「大手塾じゃ物足りない」という子向けに、より早い進度で教える塾もいくつか存在します。でも、大概の場合は、大手塾でうまくいかなかった時に検討するという感じかなと思っています。

 中小塾からも最難関校に合格する生徒は一定数いますよ。中小の塾って本当に面倒みがいいんで、結構兄弟で通うことになったりとか口コミ経由で通い出したりとかも多いですね。

サピックスは小1から入るべきなのか

ーー近年、小学1年生からお子さんをサピックスに入れる親御さんが少なくないですが、やはりサピックスには小1から子供を入れた方がいいのでしょうか。

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この記事の著者
ユウシン

「ホンネで中学受験」発起人。現役の中学受験塾講師、家庭教師。教育熱心な家庭の三男として中学受験を経験する。巣鴨高等学校から慶應大学法学部に進学後、家庭教師や塾講師として中学受験業界に入るが、そこで保護者に向けた正しい情報発信の必要性を痛感し、ホンネで中学受験を立ち上げる。巷でいう偏差値至上主義を忌み嫌っている。中学受験によって「やり抜く力」を身につけ、その先の人生を切り拓けるようになることを目標とし、情報発信、指導に尽力している。中高時代は部活で野球に取り組み、趣味でバンド活動も行っていた。趣味が多く、サウナ・野球・ゴルフ・ギター・車など。

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