子供の将来的な経済的なリターンを考えた小中高の塾選び戦略を学歴活動家じゅそうけんが暴露…多くの親が見誤る塾選びの本質

学歴は意味がないと言われて久しいが、実際のところ、多くの親は子に良い学歴を身につけさせたいと思っているのがホンネだろう。そこで重要になるのが塾選びだ。日本で一番学歴を愛している学歴活動家のじゅそうけん氏が、小中高それぞれの塾選び戦略を語るーー。
みんかぶプレミアム特集「中学受験 夏休みで伸びまくるコツ」第3回。
目次
小中高それぞれのタイミングにおける最強の塾選び戦略を考える
受験熱が過熱し始めたいつの時代からか、「教育は投資である」と言われるようになった(みんかぶファミリーの某投資教育ジャーナリストがその風潮を加速させた)。
だが「投資」という言葉を額面通りに捉えるのであれば、一部の富裕層を除き資金には限りがあり、限られた資金の中で利益の最大化のため動かねばならない。
だからこそ、塾選びは“好き嫌い”ではなく、子供の属性(学力・性格・家庭のリソース・志望進路)から逆算したルート設計として捉えるべきだ。
ここで言う経済的リターンとは、単純な年収の多寡だけではない。就職の選択肢、転職耐性、専門性、働き方の自由度まで含めた「稼ぐ力の土台」である。
結論から言えば、塾は「偏差値を上げる装置」ではなく、時間と労力の配分を最適化する装置であり、最適化の型はルートごとに違う。
本稿では、進路選択にまつわる様々な選択肢を見てきた私じゅそうけんが、小学校→中学校→高校の時系列で「いつ、どこに、どのように投下するか」を整理し、各ルートごとの塾選びについて考えていきたいと思う。
そもそも小学校受験すべきか、中学校受験すべきか
中学受験熱は過熱する一方であり、なんとなく中学受験ルートに足を踏み入れる人も昨今多いと聞く。
小学校段階でやりがちなのは、周囲が受験するからと焦って近隣の大手塾に入れ、気づけば“勉強体力の消耗戦”に突入することだ。
経済的リターンを最大化する観点では、まず子供の属性を三分類したい。