「5月からでも大手企業内定は可能」就活していないFラン学生が今からESより力を入れるべき選考フローと、最短で結果を出す“使い回し術“
「5月、内定がない」と絶望するのはまだ早い。大手複数内定者の「2年目モンスター@な」氏によれば、出遅れ組にも大手の逆転チャンスは確実に残されているという。しかし、焦る就活生の多くが「完璧なES作り」という間違った努力に時間を溶かしているのが現実だ。
実は、どれほど素晴らしい自己PRを書いても、“ある無情な関門“を突破しなければ1秒も読まれることはない。本稿では、焦りが生む落とし穴を暴き、最短で大手の土俵に立つための「正しい優先順位」を公開する。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「27卒就活、これだけやればうまくいく――逆転内定の勝ち取り方」の一部です。
目次
「5月から就活を始めても大手内定は可能」出遅れ組にもチャンスがある理由
皆さん、はじめまして。2年目モンスター@なと申します。私は地方の旧帝大大学院を卒業し、SIerやコンサル、鉄道、ガス、電力といった大手企業5〜6社から内定を獲得しました。私自身の経歴は、学部時代から外部の大学院へ進学したいわゆる「学歴ロンダリング」組であり、決して順風満帆なエリートコースを歩んできたわけではありません。だからこそ、地力で劣る学生がいかにして戦略的に就活を攻略すべきか、その手法を熟知しています。
その第一歩として、まずは皆さんの視界を塞いでいる致命的な思い込みを取り払わせてください。今の時期、「5月から大手を狙うなんて無謀だ」と周囲に言われたり、自分で勝手に諦めてしまったりする学生は非常に多いです。しかし、私が就活をしていた時を振り返っても、12月まで大手企業の応募は普通に存在していました。なぜこれほど遅い時期でもチャンスが残されているのかと言えば、春先に複数内定を持っていた優秀な層が最終的に1社に絞って辞退するため、どんな大手企業であっても必ず「穴埋め」の採用ニーズが発生するからです。
私に相談しに来てくれた方の中にも、この時期から対策を始めて大手に逆転合格した方が何人もいます。今からでも決して諦める段階ではありません。戦い方を正しく変え、企業が求めているポイントに的を絞りさえすれば、まだ十分に間に合うのです。
WEBテストに落ちれば「読まれる権利」すら得られない
では、今の時期から大手を狙うための「正しい戦い方」とは何か。焦る就活生が真っ先に取り組むのが、自己PRやガクチカといったES(エントリーシート)の文章校正です。一字一句にこだわり、何時間も画面とにらめっこを続けます。しかし、誤解しないでいただきたいのですが、ESの文章自体が重要ではないというわけではありません。
面接の段階になれば、そこに書かれた「思考の深さ」や「再現性」が極めて重要な意味を持ちます。しかし、書類選考の段階において「ガクチカの完成度でWEBテストの点数を挽回する」ことは不可能なのです。
なぜなら、大手企業には毎日数万人という単位でエントリーが殺到するため、採用担当者が最初からすべてのESを精読することは物理的に不可能だからです。
どんなに血を吐く思いで素晴らしいガクチカを書き上げても、テストの点数がボーダーに届いていなければ、あなたのESは人事の目に触れることすらなく機械的に弾かれてしまいます。まずは「自分のESを読んでもらう権利」を得るために、テスト対策を最優先の準備として位置づけなければならないのです。