「コンビニバイトや塾講師の経験だけでも大手企業へ就職できる」留学も起業も経験のない“平凡な学生“が一流学生に勝るための最強ガクチカ作成術
「起業も留学もない自分には、大手は無理だ」――そう諦めるのはまだ早い。大手複数内定者の「2年目モンスター@な」氏によれば、面接官がガクチカで本当に見ているのは経験の派手さではなく、その裏にある「思考の深さ」だという。
しかし、多くの就活生がその事実を知らないまま、華やかなエピソードを持つライバルに圧倒され、自滅している。本稿では、コンビニバイトや塾講師といった平凡な経験を大手内定レベルの武器に変える、思考の型を徹底解説する。
※この記事は、みんかぶプレミアム連載「27卒就活、これだけやればうまくいく――逆転内定の勝ち取り方」の一部です。
目次
ガクチカに留学も起業も必要ない。平凡な日常を「内定レベル」に引き上げる評価の分岐点
WEBテストという第一関門を突破した後に皆さんの前に立ちはだかるのが、学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」の壁です。多くの就活生が「自分には起業や留学といった派手な経験がない」「誇れるような実績がない」と頭を抱えますが、結論から申し上げれば、書類選考や面接において経験の派手さは全く必要ありません。
企業が学生のエピソードを通じて本当に見たいのは、起業したという事実や全国大会に出たという結果ではなく、そこに至るまでの「思考の深さ」です。派手な経験がない学生であっても、日々の生活やアルバイトの中での行動を深掘りし、そこに「自分なりの工夫」を宿らせることができれば、内定は十分に勝ち取れます。
ここで私が定義する思考の深さとは、「どれだけ相手目線に立てたか」ということです。例えば、ガクチカの定番である塾講師のエピソードを例に挙げましょう。多くの学生は「志望校に合格させたい生徒のために、小テストをこまめに実施した」といった内容を自信満々に語ります。しかし、面接官からすれば、小テストの実施などは誰でも思いつく当たり障りのない施策に過ぎません。大切なのは、なぜその施策を選んだのか、その背景にどれだけ「生徒目線」の分析があったかという点です。
誰でもできる施策に「自分だけの理由」を宿せ。思考の型が反映されたエピソードの作り方
思考の深さを示すための具体的な例を挙げます。もし、担当している生徒の成績が伸び悩んでおり、その原因が「勉強に対するモチベーションの欠如」にあると仮定します。そこで生徒がRPGが好きだと分かった場合、単なる小テストを「レベルアップを感じられる仕組み」に変えるといった工夫が考えられます。
例えば、小テストを難易度別にランク分けし、クリアするごとに経験値が溜まって自身の成長を視覚的に感じられるようにした、といったエピソードです。これの何が良いかと言えば、生徒一人ひとりと向き合い、その子のためにどうやって工夫したかが一発で伝わる点にあります。誰でもできる当たり前のことをしたのではなく、自分だったらこう工夫するという「独自の視点」を示せることが、大手内定レベルのガクチカへの第一歩となります。