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浦和3LDKから戸建てへ!高騰相場を乗りこなす「エリアずらし」の極意と、最初に“あえて高い街”を買うべき本当の理由

「一生に一度の買い物だから」――。家探しにおいて多くの人が無意識に抱く「一生モノのマイホーム」という理想が、実は将来の選択肢を奪う足かせになるかもしれない。最初から部屋数の多い家を求めたり、「家族が増えてから」と購入を後回しにしたりすることで、高騰を続ける相場に取り残され、身動きが取れなくなってしまうケースが後を絶たないからだ。

 前回の記事では、世間のトレンドに流されず、条件を削って割安物件を見つける手法をお伝えした。第3回となる今回は、さらに視点を広げ、時間軸を取り入れた「住み替え」を前提とする物件選びの戦略に焦点を当てる。

 なぜ「高額エリアから周辺エリア」への住み替えは容易で逆は困難なのか、そして将来の人生のゆとりを決定づける「一次取得」の極意について浦和ゆーすけ氏に語ってもらった。全5回の第3回。

※この記事は、みんかぶプレミアム連載「マンション・住まいで稼ぐーーシン富裕層への黄金ルート」の一部です。

目次

「一生モノのマイホーム」に固執しすぎることへの問題提起

 家探しを始める際、多くの方が無意識のうちに「一生住む家だから」という前提を置いてしまいがちです。「子どもが成長して大きくなっても、ずっと家族みんなで快適に住み続けられる完璧な家を選ばなければならない」と考え、最初から部屋数の多い広い物件ばかりを追い求めてしまうケースをよくお見かけします。

 しかし、人生には想定している以上に従うべき、さまざまなライフステージの変化がつきものです。ご結婚、最初のお子さんの誕生、あるいは二人目のお子さんの誕生など、家族の形や必要な広さは数年単位で刻一刻と変わっていきます。

 最初から「一生モノ」という固定観念に縛られすぎて、広さや部屋数といった目先の条件だけを最優先にしてしまうのは、少し注意が必要かもしれません。もしその街の資産性(手放しやすさ)を考慮せずに購入していた場合、将来いざ「もっと広い家に移りたい」「環境を変えたい」と思ったときに、今の家が思うような条件で売れず、身動きが取れなくなってしまうという状況が生じかねないからです。

 変化の激しい時代において、最初から一つの場所に固執しすぎることは、かえって将来の大切な選択肢を狭めてしまうことにも繋がりかねないと考えられます。

家族が増えてから家探し?その時には手遅れになりがちな現実

 では、「最初から無理をして広い家を買うのがリスクなら、子どもが増えて、広い部屋が絶対に必要になったタイミングで初めて家探しをスタートすればいいのではないか」と思われるかもしれません。しかし、ここにも見落としがちなハードルが潜んでいます。

 私自身の話を少しさせていただきますと、家探しのスタートは2019年頃、第一子を授かったことがきっかけでした。当時は都内の錦糸町などのエリアで、6,000万円から7,000万円ほどの新築マンションを検討していたのですが、当時はその金額でも「高いな」と感じて折り合いがつかず、周囲からのアドバイスなどもあって、一度契約した新築マンションを解約するところまでいきました。

 そこから視野を広げ、様々な条件を考慮して、東京との間にある埼玉の浦和で、7年前に3LDKのマンションを一次取得しました。

 その後、第二子が生まれ、下の子も3歳になって家族4人での生活になると、やはり3LDKの住まいでは少し手狭さを感じるようになりました。しかし、その段階になってから同じ浦和の希望エリアで広い家を探そうとしても、すでに周囲の人気エリアの不動産価格は手の届かないところまで上がってしまっている、という状況に直面することが少なくありません。

 計画性を持たずに「その時が来たら考えよう」と先延ばしにしていると、いざという時に予算の壁に阻まれてしまい、結果として妥協せざるを得なくなったり、動き出せなくなったりするケースが考えられます。

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この記事の著者
浦和ゆーすけ

埼玉は浦和と勤務地である東京との間で、心も体も揺れ動く30代共働きサラリーマン。訳あって都内新築マンションの契約解除後、中古マンション探しの果てに浦和で2019年に一次取得。マンション好きが高じて浦和マンション情報発信を始めるも、高騰するマンション市況に心境の変化も相まって、現在は注文住宅を建築中。マンション&戸建て、住まい全般が趣味。

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