「頭の良さ」で勝てなくても内定は取れる 100人超にOB訪問した27卒が明かす「愛嬌就活」の極意

準備を終えた「G@27卒」氏の最初の選考はサマーインターンだった。そこで必要になるのが、「選考で自分をどう見せるか」だ。
夏のインターンはすでに終わっている場合も多いかもしれないが、ここで語られる動き方は、秋冬のインターンや早期選考でも応用できる。第2回では、選考の中で他の学生との差をどう作ったのかを聞いた。全3回の第2回。
みんかぶマガジン連載「28卒就活 絶対第一志望企業に内定する!」
面接官が「続きを聞きたい」と思うガクチカは何が違うのか
ガクチカは長期インターンで営業をした経験もあり、最初はそれを使っていました。ただ、就活をしていると、長期インターンで営業を経験している学生はかなりいます。自分の中では、「この話ではあまり差別化できないな」と感じました。
そこで、もう一つ持っていた別の経験と比べて、面接官が「それはどういうこと?」と続きを聞きたくなるのはどちらかを考えました。最終的に選んだのは、そちらの経験です。
その経験は、ありきたりなものでした。ただ、どれくらい感情を持たせて話せるかを意識し、そこに自分なりの工夫を足して、「ちょっと頭のいいことをしている」と思ってもらう。ありきたりな経験と、その工夫とのギャップで差別化していました。
もちろん、特別な経験がなくても使える考え方です。例えば、「部活を頑張りました」「サークルの代表をしていました」だけなら、珍しくありません。ただ、その中で自分がどんな工夫をしたのかまで話せれば、「具体的に何をしていたの?」と質問してもらいやすくなります。
夏に15社を見たことで、秋冬の就活はどう変わったか
サマーインターンには15社ほど参加し、選考が重なった時期は、1日に4社ほど受けることもありました。夏の段階では、本選考ほど志望動機を深く聞かれるわけではなく、ガクチカや自分自身について聞かれることも多かったです。
結果として10社ほどの早期選考に呼んでいただきました。ただ、数を増やすこと自体が目的ではありません。多くの企業を見ると、「この会社は自分には合わない」「ここはもっと知りたい」という比較ができるようになります。
夏に広く見たことで、秋や冬になってからは、自分が本当に行きたい企業へ使う時間を増やせました。最初は広く受けて、そこから絞る。私の場合は、その方が後半の就活を進めやすかったです。
グループワークが始まる前に、勝負は始まっている
インターンでは、グループワークが始まってから頑張ればいいとは考えていませんでした。まず、できるだけ早く会場へ行くようにしていました。一番最初に着けば、後から来た学生に自分から話しかけられ、その段階で一度話しておけば、グループワークが始まった時にも声をかけやすくなります。
座る場所も決めていて、誕生日席があれば、基本的にはそこに座りました。6人で3人ずつ向かい合う席なら、端ではなく真ん中に座ります。理由は単純で、その方が全員と話せるからです。端の席だと反対側の人と話しにくいことがありますが、真ん中なら周囲の5人へ声をかけやすいく、グループ全体と早く関係を作れます。
自己紹介も、できるだけ自分から最初にするようにしていました。ただ名前と所属を言うだけでなく、相手が少しツッコミを入れられるような要素を入れることもあります。
例えば、「△△です。グループワークは得意ではないですが、盛り上げるのだけは自信があります」と名乗ると、相手から自然とツッコミが入り、一気に場の緊張がほぐれます。「この人には気さくに話しかけて大丈夫そうだ」と思ってもらえる状態を、最初に作ることを意識していました。