お金の管理が上手になる方法をご紹介!将来に備えて資産を管理しよう!

お金の管理が上手になる方法を紹介!

人生では、結婚、出産、住宅購入などの大きなライフイベントがやって来ます。そのときに貯金ができていない、という事態を避けるためには、お金の管理をしっかり行い、着実に準備を積み重ねていくことが大切です。今回は、お金の管理ができていない人の特徴や、ライフイベントに向けてどのように準備を進めていけばよいのかをご紹介します。

目次

お金の管理ができていない人の特徴

お金の管理ができていない人の特徴

お金の管理ができていないと、いくらまでなら使ってよいのかが分からないため、つい浪費をしてしまい、いつの間にかお金がなくなっていたり、いざというときに足りなくなったりする、という事態になりかねません。経済的な困窮を招かないようにするためにも、お金の管理は大切です。まずは、お金の管理ができていない人の特徴をご紹介します。

特徴1 家計簿をつけていない

家計簿をつけていない人は、月々の出費や収入と支出の関係がどうなっているのかを把握することができません。たとえば水道光熱費は毎月変動があるものですが、口座振替になっていることが多いため、家計簿をつけていないと把握するのは難しいでしょう。食費などは頻繁に購入するので、余計に把握が難しくなります。

また家計簿をつけていないと、目標や予算が立てられないので、あるだけ使ってしまうという事態になりかねません。

一方、家計簿をつけていれば、今月どれくらい使ったのかが分かるようになり、無駄な支出をチェックして削減したり、支出費目のアンバランスを改善したりすることが可能です。

また、収入と支出がハッキリ分かるので、毎月・毎年の目標や予算を立てられるようになることもメリットです。

特徴2 貯金や資産形成に対する明確な目標がない

貯金や資産形成をする上での明確な目標が定まっていないと、なんとなくお金を使ってしまい、貯金ができていないという状況を招いてしまいます。

貯金の目的は、旅行、買い物、結婚資金、老後資金など、どのようなものでも構いません。いつまでに、何の目的で、いくらくらい貯めたいのか、具体的な目標を立てましょう。そうすることで、毎月いくら貯金しなければならないのかが明確になります。

毎月決まった金額を貯金できるようになれば、残りの金額で生活できるようになるので、確実にお金は貯まるようになります。

貯金を続けていると少しずつ目標額に近づいていくので、モチベーションも上がるでしょう。

特徴3 収支の管理ができていない

収支を記録していない人、すなわち毎月いくら収入があり、何にどれくらいの金額を使ったのかを把握していない人は、無駄遣いや衝動買いが多くなりがちです。

たとえば、コンビニに行くたびにお菓子を買ってしまう人は、1回あたりの金額はさほど大きくなくても、回数がかさむと大きな金額になります。近年はネット通販で何でも気軽に買えるようになっているので、さほど欲しいと思わないものでもつい買ってしまいがちです。

こうしたことが続けば貯金はできません。まずは、毎月の収入と支出を大まかでよいので把握しましょう。

毎月の収入よりも支出のほうが多いと貯金ができないので、支出の中に無駄な出費がないかを確認することが大切です。節約できるものをリストアップしていくだけで心構えも違ってきます。

お金の管理をうまくするには

お金の管理をうまくする方法3選

貯金できるようになるためには、お金の管理ができない人の特徴と逆のことをすればよいわけです。ここからは、お金の管理をうまく行う方法をご紹介します。

方法1 ライフプランを決め目標資産を定める

人生の中には何度か、普段の収入を大幅に超えるお金が必要になるときがあります。ライフイベントと呼ばれるもので、人生の岐路となるタイミングです。そのときに必要なお金が足りない、という事態にならないために、計画を立ててしっかりと準備していくことが必要になります。

まずは、目標にするライフイベントを定め、いつまでにいくら貯めなければならないのかを考えましょう。代表的なライフイベントは結婚、子供の教育資金、住宅の購入、老後です。結婚では、結納・挙式・新婚旅行で約500万円が必要とされています。子供の教育資金は、幼稚園~高校まで公立・大学は私立の場合、1人あたり約1000万円が必要です。住宅の購入は約3500万円、老後の生活費は無職の夫婦なら1カ月に約25万円が必要と言われています。

方法2 上記の目標に沿った予算管理をする

ライフイベントに向けての貯金は、いくつかを同時に平行して行わなければならないことがほとんどです。将来のお金の流れを把握するためにも、ライフイベント表を作ってみましょう。

ライフイベント表とは、具体的に何歳のときに何が起こる、というのを家族全員分、1年ごとに記録する表のことです。

たとえば住宅の購入は先延ばしできても、子供の教育資金は先延ばしするわけにはいきません。ライフイベント表をつけると、目標達成までに必要な金額や、現時点で目標を達成させるためにはどれくらいを貯めなければならないのか、そしてそして優先させる項目は何か、なども見えてくるので対策が立てやすくなります。

またライフステージの変化により、毎月決まった金額が貯められない時期もあるでしょう。新婚時代、子供が3歳から小学校入学まで、子供の独立後などは貯金しやすい時期なので、その時期を逃さないようにすることも大切です。

方法3 家計簿をつける

家計簿をつけようと思っても、なかなか長続きしない人が多いようです。家計簿を長続きさせるためには、費目を細かく分けすぎないことがポイントになります。

たとえば、スーパーでの買い物は食料品と日用品を一緒に購入する場合も多いですが、大半が食料品なら食料品として計上するとよいでしょう。

また、自分がつけやすいタイプの家計簿を選ぶことも長続きさせるポイントです。家計簿には、書店で売っている、ノートに書き込む方式のもの、家計簿アプリ、エクセルを使った自作の家計簿など、さまざまなタイプがあるのでいろいろ試してみましょう。

上記のポイントに注意して、無事、家計簿をつけられるようになっても、それだけでは貯蓄目標を達成できません。家計簿はお金の流れを知り、無駄な支出を節約して、貯蓄目標を達成するためにあります。家計簿を活用して月々の収支を振り返り、無駄をなくし、貯蓄を実践することが最も重要です。

貯蓄の管理は「使い道」に分けて考える(短期、中期、長期)

貯蓄は目標期間に合わせて短期・中期・長期の3つに分類して行うのがおすすめです。短期は1年以内、中期は5年以内、長期は10年以上が目標となります。

短期は旅行のため、交際費、生活費などで、すぐに出し入れできる普通預金や1年以内の定期預金などがおすすめです。

中期は住宅購入の頭金、マイカー購入、教育資金などに使うお金で、確実に貯められることを念頭に金融商品を選ぶとよいでしょう。具体的には、1年以上の定期預金や個人向け国債がおすすめです。

長期は子供の大学入学資金や老後の資金など、すぐには使う予定のないお金なので、収益性に着目して選ぶとよいでしょう。投資信託やつみたてNISA、iDeCoなどがおすすめです。

貯蓄は3つの期間を決めて計画的に

資産運用をして、中長期的にライフプランの準備をしよう

人生の三大資金は、住宅購入資金、子供の教育資金、老後の生活資金といわれています。中でも住宅購入は、人生で最も高い買い物といわれており、住宅ローンを組んで購入する人が多いです。

頭金は購入金額の2割が目安とされていますが、1割で購入する人もいて、返済計画に無理がなければ1割でも問題ありません。頭金を貯める期間はそれほど長期ではないので、元本が保証されている商品や勤務先の財形住宅貯蓄を利用しましょう。

子どもの教育資金は、高校までは月々の家計の中から捻出したいものです。児童手当は手を付けず、積み立て定期や財形などで着実に貯めていきましょう。大学の入学資金は、運用益が非課税になるつみたてNISAがおすすめです。

老後の資金は長期的な運用になるので、NISAや税制上のメリットがあるiDeCoを活用するのがおすすめです。

人生の三大資金とライフプラン

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ライフイベントに向けて資産形成をするためにお金の管理をしっかり行おう

人生では、大きなお金が必要になるライフイベントが何度かあります。そのときになって必要なお金が貯蓄できていないという状況では目も当てられません。

こうしたライフイベントに向けての貯蓄は、早く始めれば始めるほど、ゆとりを持った投資計画を立てられます。

目標となるライフイベントに向かって着実に貯蓄をしていくためには、お金の管理をきちんと行うことが大切です。まずは、家計簿を付けて収支の把握をし、支出の無駄がないかを確認しましょう。家計の無駄をなるべく少なくするとともに、目標を達成のために毎月いくら貯金していく必要があるのかをハッキリさせて、コツコツと資産形成をしていくことが大切です。

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