【不動産投資】の用語一覧
- キャップレート(きゃっぷれーと)還元利回り、収益還元率、期待利回りなどのことを指します。 不動産の純収益、つまり家賃収入から管理費・修繕費等の費用を差し引いたものを、その不動産の評価額で割って算出します。 年間100万円の収益が見込まれる不動産の評価額 […]
- ノンリコースローン(のんりこーすろーん)担保に差し入れた不動産から得られる賃料収入や不動産売却益のみを返済の資源とするローンのことです。 債務不履行が生じた場合も、担保とした資産以外には債権の取立ては及ばないため、高度なリスク判断が必要となります。
- プロパティ・マネジメント(PM)(ぷろぱてぃ・まねじめんと(ぴーえむ))不動産の維持、管理業務のことをいいます。 いつまでにいくらの家賃で人を入居させるか等の募集の戦略を立て、賃料の回収や滞納金の督促、ビルやマンションの日常清掃や定期的な法定点検、リフォームの提案等まで行います。
- マスターリース(ML)(ますたーりーす(えむえる))三者間契約に位置づけられ、不動産会社が建物所有者から建物を1棟丸ごと賃借し、その建物を不動産会社が実際の賃借人に賃貸することをいいます。 この方法をとることで、建物所有者は実際の賃借人への対応を不動産会社に任せられるとい […]
- 管理費(かんりひ)物件の事務処理や、設備その他共用部分の維持管理に必要な費用のことです。 管理人の人件費やエントランスなどの共用スペースの清掃費や電気代、エレベーターの定期点検費、インターネットの使用料や監視カメラ代等が含まれます。
- 基準地価(きじゅんちか)各都道府県から選んだ2万ヶ所以上の基準地の標準価格のことです。 不動産鑑定士が評価したものを毎年7月1日時点での標準価格として9月下旬に公表しています。 土地取引の価格審査を円滑に進めるために、適正価格を知る指標となりま […]
- 固定資産税(こていしさんぜい)固定資産を所有する人が市町村に納める地方税の一つです。 土地や住家、店舗、工場などの家屋、個人事業主が事業に使用するために所有している機械などが課税対象となり、毎年1月1日時点の評価額に基づいて計算されます。
- 固定資産税評価額(こていしさんぜいひょうかがく)固定資産税の課税のために、土地や建物等を市町村が評価した基準価格のことです。 固定資産税課税台帳に土地と建物の評価額が記載されます。 土地については前年の公示価格(実勢価格)の60%〜70%、建物については建築費の50% […]
- 根抵当権(ねていとうけん)不動産の担保価値を算出し、貸し出す上限額をあらかじめ定めて担保する抵当権のことです。 上限の範囲内であれば借入・返済が何度でも可能です。 特定の債権を担保するものではなく、継続的な取引を行う当事者間に生じる債権を担保する […]
- 修繕積立金(しゅうぜんつみたてきん)修繕積立金は、将来的なメンテナンスや大規模修繕等に備えて、マンションの入居者から毎月決まった金額を徴収して積み立てるお金のことです。 台風・地震等の自然災害のように、不測の事故で必要となる修繕費や建物の建て替えに必要な調 […]
- 抵当権(ていとうけん)返済が滞った場合に備え、住宅ローンを組む際に金融機関があらかじめ土地や建物等の不動産を担保にする権利のことです。 これにより、ローンの返済が滞った場合は抵当権を設定した土地や建物は差し押さえられる可能性があります。
- 表面利回り(ひょうめんりまわり)対象の物件価格に対していくらの家賃収入が得られるか、表面上の収益性を表す数値をいいます。 例えば物件価格1000万、家賃5万の物件の場合の年間表面利回りは 5万円×12ヶ月÷1000=6% と計算されます。 しかしなが […]
- 不動産特定共同事業(ふどうさんとくていきょうどうじぎょう)投資家から出資を受けて不動産を購入し、賃貸・売買などの取引を行って、生じた収益を投資家に分配する資産運用サービスのことです。 不動産を小口化することで少額から投資可能で、投資家が物件の維持管理を行う必要がないという特徴が […]
- 路線価(ろせんか)市街地的形態を形成する道路に面する宅地(建物が建っているもしくは建てることが出来る土地)の1m²当たりの評価額のことをいいます。 相続税や贈与税の計算基準となるもので、国(国税庁)が公表しており公示価格の80%が目安と言 […]
- CAPEX(資本的支出)(きゃぺっくす(しほんてきししゅつ))CAPEX(Capital Expenditure)とは、保有している資産の価値を維持するための支出のことをいいます。 不動産投資においては、マンションや住宅など、不動産資産の資産価値を維持するための大規模かつ長期的な修 […]
- ネット利回り(ねっとりまわり)グロス利回りが不動産経営に関するコストを含めず計算されているのに対し、ネット利回りはコストを考慮した、より現実的な利益率です。別名「実質利回り」といわれています。 計算式は「(家賃収入-管理のための諸経費)÷(不動産価格 […]
- グロス利回り(ぐろすりまわり)グロス利回りとは、不動産投資における利益率のことで、別名「表面利回り」とも呼ばれます。 計算式は、「年間の家賃収入÷不動産価格×100」です。 グロス利回りは、コストが計算に含まれていないため、あくまで目安の数値となりま […]
- 不動産金融(ふどうさんきんゆう)不動産投資に加え、MBSなどの不動産担保証券やノンリコースローンなど不動産にかかわる金融事業のこと。もしくは当該事業を主要業態とする金融機関のこと。
- フォークロージャー(ふぉーくろーじゃー)住宅不動産などの抵当物・担保物件の請戻し権喪失、差し押さえのこと。 住宅ローンが返せなくなった物件に対して、銀行など抵当権者が当該物件を取得または第三者に売却して、自己の債務に充てること。
- 統合型リゾート(とうごうがたりぞーと)国際会議場・展示施設、レクリエーション、ショッピング施設、ホテル、レストラン、カジノなどが一体となった複合観光施設を指します。 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)を解禁するIR推進法(カジノ法)が2016年12月に […]