阪大卒YouTuber・綾瀬ちいが「28卒として就活をやり直すなら」業界選びで失敗した彼女が今日からやること

会社の評判や条件を調べても、そこで働く自分の生活まで想像するのは難しい。綾瀬ちいさんは、就活当時、魅力的な条件を集めて応募先を絞る一方、自分に合う働き方を十分に比べられなかったと振り返る。
前回は会社への憧れと実際の相性について聞いた。最終回では、その経験を踏まえて、応募先や情報源をどう広げ、働き方や勤務地について何を確かめたいのかを聞く。
みんかぶマガジン連載「28卒就活 絶対第一志望企業に内定する!」
最終候補は2〜3社。早く絞りすぎて比較できなかった
──候補がいくつかある中で、最後は何を決め手に選んでいたのでしょうか。
最後に残っていたのは、2社か3社くらいでした。当時は、「ここがいいな」「これもいいな」と、いいところを集めて、それが一番多い会社を選ぼうとしていました。
それで、ほかの会社は早い段階で「ここはもういいや」と切ってしまいました。
でも、いいところを集めるだけではなくて、「これは嫌だな」「これはきついな」ということも、もっと自分の中ではっきりさせるべきでした。その条件で選んだ会社も、候補に残しておけばよかったなと思います。
──良い条件だけでなく、合わない条件も見ておきたかったんですね。応募先の広げ方も、今なら変えますか。
もっとエントリーしておくべきでしたね。ただ、自分の特性を考えると、広げすぎたら訳が分からなくなると思うので、少数に絞ること自体が悪いとは思いません。それでも、違う働き方の会社を比べる余地は、もう少し残しておけばよかったと思います。
SNSだけでは分からなかった「会社の現実」
──会社を選ぶための情報は、どこで集めていたんですか。
Xでそこで就活アカウントを作って、情報を見ていました。大学のキャリアガイダンスは、全く使っていませんでした。ちゃんとした支援もあったと思うんですけど、私は頼らずに終わってしまいました。
父は公務員で、母は専業主婦なので、家族も「民間企業の就活って何をするの?」という感じでした。
でも、業界選びを間違えた理由には、Xの影響もかなりあったと思います。極端な意見を見ると、「そうなんだ」と思ってしまうんですよね。就職難易度とかを出しているアカウントとかを見て、自分の視野が狭くなっていく感じがしました(笑)
大学に力を借りるとか、大人に対面で話を聞くとか、そういう方法って、一見地味に見えるんです。でも今なら、キャリアガイダンスも絶対使います。大学には学生向けのちゃんとした情報もあると思います。もっと実際の世界で、地に足をつけて選ぶべきだったな、というのは後悔していますね。