「100円のファミコン」が海外で1万円に?eBay輸出年商5億円の経営者が語る“中古ゲーム機”の意外な価値
日本の家庭に眠っている古いゲーム機。国内ではほとんど価値がないと思われているものでも、海外では高値で取引されることがあります。特に任天堂やソニーのゲーム機は、海外のレトロゲーム需要と相性が良い商材です。
eBay輸出をファミコンから始めたねぎりん氏は、中古ゲーム機には今も需要がある一方で、初心者が知っておくべき注意点も多いと語ります。
なぜ日本の中古ゲーム機は海外で売れるのか。ジャンク品をどう見極めるのか。修理スキルがなくても参入できるのか。中古ゲーム機輸出のリアルを聞きました。全5回の第4回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
日本では安いゲーム機が海外で高く売れる理由
中古ゲーム機がeBay輸出で有力な商材になる理由は、日本と海外の価格差です。
任天堂やソニーは、海外でも非常に人気があります。特に古いゲーム機は、レトロゲームとしての需要があります。
今はNintendo Switchなどで昔のゲームを遊べることもあります。それでも、あえて当時のゲーム機を触って遊びたいという人が海外にはいるため、そこに需要が生まれるんです。
日本でファミコンを買い取りに出して、「100円です」と言われても、多くの人は驚かないと思います。古いものだから、そんなものだろうと感じるはずです。
しかし、それが海外では1万円、2万円で取引されることがあります。その差額を取りにいくのが中古ゲーム機輸出です。
日本の人にとっては古い不用品でも、海外の人にとっては欲しかったレトロゲーム機かもしれない。この価値のズレが、ビジネスになります。
eBay輸出年商5億円の経営者が語る“中古ゲーム機”の意外な価値
中古ゲーム機で面白いのは、日本の「ジャンク品」と海外の「ジャンク品」の意味が少し違うことです。
日本でジャンク品として売られているゲーム機の中には、実際には動くものがたくさんあります。なぜかというと、出品者が動作確認できる環境を持っていないケースが多いからです。
古いゲーム機やソフトは、確認するためのケーブルやソフトが必要です。確認できないけれど、売った後に「動きませんでした」と言われたくない。だから、トラブルを避けるために「ジャンク品」として出している人がいます。
一方、海外でジャンクと言うと、本当に壊れたガラクタ品というイメージが強いです。
この認識の違いが、差額につながります。日本でジャンクとして安く仕入れたものを確認して、動けば通常の商品として販売できる。動かないものは修理する。この流れです。
修理できない初心者にも参入余地はあるのか
中古ゲーム機と聞くと、「修理できないと無理なのでは」と思うかもしれません。
もちろん修理スキルがあれば有利です。ただ、古いゲーム機の中には、特別なスキルがなくても改善できるものもあります。
たとえば、ファミコンや64のような古いゲーム機は、端子部分を清掃したり、接点復活剤を使ったりするだけで動くことがあります。綿棒で拭くだけで改善するケースもあります。
実際に私のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@negirin_eBa)でも、小型ゲーム機の輸出で年商約2億円を叩き出している方を紹介しています。
最初から高度な修理をする必要はありません。まずは、簡単な清掃や動作確認から始めることができます。
仕入れるときに見るポイントとしては、画像の状態だけでなく、出品者が他にどんな商品を出しているかも見ます。
もしその出品者がゲーム機ばかり出しているなら、本当に壊れているジャンク品の可能性があります。逆に、出張買取や相続品の整理のように、さまざまな商品を出している人の中にゲーム機が混ざっている場合、単に動作確認していないだけということもあります。
こうした見極めが大事です。