初トレードで65万円を失った会社員が、専業1年で月700万円超へ。デイトレで勝てるようになるまでに変えたこと

会社員として9年働いたのち、2024年から専業デイトレーダーとして相場に向き合うシンク氏。単月700万円超を稼ぐようになった現在に至る出発点は、初めての株取引で65万円を失うところにあった。全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
上昇のほぼ頂点で500株、65万を失った最初の失敗
きっかけは、インターネットの画面に表示されていた株価だった。金融とは関係のない仕事をしていた2023年6月、シンク氏はそこで一つの銘柄に目をつける。
「もともと興味はあったんです。株価を眺めていると、自分の好きだったスロットとかパチンコの周辺機器メーカーの銘柄が目に入ったんですよ。当時、業界に大きな制度の変更があって、周辺機器の入れ替えが発生するという話があったんです。それなら需要が増えるから、上がるんじゃないかなと思って」
目をつけたのは、パチンコホール向けの情報システムや周辺機器を手がけるダイコク電機(6430)だった。ただ、材料としては少し前の話だった。すでに株価に織り込まれているのではないかと迷った末、実際に買ったのは3ヶ月後の9月になる。
「株ってこんなに上がるんだなと思って、満を持して入ったんですよ。株価が5800円ぐらいのときに300株買って、次の日に買い増して、全部で500株持ちました。でも2週間ほどで下がってしまって、35万円ぐらいのマイナスになりました」
このとき同社がつけた6120円は、現在も破られていない上場来高値にあたる。株価はその後下落を続け、2026年には2000円台まで水準を切り下げた。つまりシンク氏は、上昇のほぼ頂点で約300万円を買っていたことになる。2週間で見切りをつけたから35万円で済んだ側面もあり、そのまま握り続けていれば損失の桁が変わっていた。損切りの大切さがよく分かるエピソードだ。
次に選んだのは、値動きの穏やかな大型株だった。
「うまくいかなかったので、三菱UFJ(8306)とか、川崎汽船(9107)とか、日本製鉄(5401)とか、値動きの固いものを買ったんですよ。でもそれも1ヶ月ほどで損切りして30万円ぐらいなくなりました。だから最初は、65万円失ったところからのスタートでした」