東大院卒・元ソニーのAI起業家が明かす「生成AI時代」の生存戦略 未経験から副業で稼ぐための最新ツールと準備
「AIを使いこなせなければ、これからの時代は生き残れない」――そう叫ばれて久しいが、実際にAIをビジネスや副業に落とし込み、大きな成果を出している人はほんの一部に過ぎない。その背景にある「情報格差」を解消し、多くの人へAIの活用法を伝授しているのが、キンドラー株式会社代表の門脇明日香氏だ。
門脇氏は東京大学大学院でコンピューターサイエンスを専攻し、在学中にAI研究で国際論文の執筆や特許取得・売却を達成。その後、ソニーのカメラ部署や海外での経験を経て、AIプロダクトを開発・販売する会社を立ち上げ、現在10期目を迎えるまさに“AIのプロフェッショナル”である。
本稿では、AIの歴史を知り尽くした同氏が、現在の「第4波」における生成AIの民主化や、初心者が今すぐ触るべき最新のAIツール、そして無料版と有料版の決定的な違いについて余すところなく語っていただいた。全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「AI富裕層への最短ルート」
第3波から「第4波」へ――誰もがAIを使える時代の到来
私がAIの研究を始めたのは大学時代のことです。当時は東京大学大学院のコンピューターサイエンス専攻で、AIのアルゴリズム自体やモデルをゼロから考えて作る研究をしていました。在学中に国際論文を書いたり、取得した特許を売却したりといった経験を経て、ソニーのカメラ部署に勤務し、海外での経験も積んだ後に起業しました。
私が創業したキンドラー株式会社は、今期で10期目になります。創業当初から一貫してAIを用いたプロダクトの開発と販売を行ってきましたが、大きな転機となったのが約3年半から4年前の「ChatGPT」をはじめとする生成AIの登場です。
AIの歴史は、約20年おきに大きな波がやってくると言われています。私が大学院時代に研究していたのは、いわゆる「第3波」の時代でした。当時は一部の研究機関や限られた企業しかAIを扱うことができませんでした。しかし、現在の「第4波」では、AIのモデルが一般に開放され、誰でも日常的に使える環境が整いました。まさに「AIの民主化」が起こったのです。
この3〜4年の間に、アプリや生活の至る所にAIが組み込まれ、非常に身近な存在になりました。一方で、この急速な進化に伴って大きな「情報格差」が生まれていることに危機感を覚え、現在は法人様や個人様向けにAIの教育事業やスクール(️MIRAI CAMP®)を展開しています。
私たちが東京の原宿で運営している「原宿校」では、2日間の集中講座を行っています。受講生のゴールは、Webサイトの制作やアプリの開発を自分自身でできるようになることです。
1日目は「守破離」の「守」として、型を徹底的に学んでいただきます。全員で共通のものを作りながら、パソコン内の環境構築や開発の基本的な考え方、さらにはセキュリティに関する知識を習得します。そして2日目には、要件定義のやり方やノウハウを使い、自分のアイデアを具体的な形に落とし込んでいきます。
受講される方の年代は非常に幅広く、10代から60代までいらっしゃいます。みなさん「人生を変えたい」「これまでできなかったことができるようになりたい」という強い思いを持って参加されています。
現在、このAIスクールは、FC展開していて、「原宿校」以外にも、️MIRAI CAMP®は渋谷校・池袋校もあり、今後全国に増えていきますので、AIについて学びたい方はぜひいらしていただければと思います。