「文字単価0.X円の安売り案件は意味ないよ!」北村ヂンが教える“実績が残る仕事の選び方”と、仕事を引き寄せる「SNSバズの真実」
「在宅ワークを始めたけれど、低単価な案件ばかりで疲弊してしまう……」そんな悩みを抱える初心者は少なくない。だが、フリーランスとして年収1000万円超を稼いだ実績を持つ北村ヂン氏は、「何の経歴(実績)にもならない超安価な仕事はやめた方がいい」と一蹴する。
では、未経験者が在宅ワークで確実にステップアップし、稼げるようになるにはどうすればいいのか?
特集第3弾となる本稿では、在宅ワーカーが絶対に避けるべき罠、営業ゼロで仕事を獲得するSNS活用術、「仕事に繋がるバズと繋がらないバズ」の違い、そして子育てと両立するリアルな1日のスケジュールや資産運用(投資)について語っていただいた。全3回の第3回。
みんかぶプレミアム連載「在宅副業、在宅ワークで稼ぐ術」
クラウドソーシングの低単価案件は「実績」にならない。単価が安くても“署名記事”を選べ
これから在宅で副業や仕事を始めたいと考えている人に対して、僕がまずアドバイスしたいのは「異常に単価が安い仕事には手を出すな」ということです。
クラウドソーシングサイトなどで「何文字書いて500円」といったような低単価な案件がたくさんありますが、ああいう仕事をどれだけこなしても、自分のキャリアや実績(アーカイブ)としては一切残りません。ただ時間を切り売りして消耗するだけだし、おそらく来年には全部AIに置き換わっちゃいますよ。
もし最初、実績がない段階で単価の低い仕事を受けるのだとしても、「自分の名前が出る仕事(署名記事)」や「自分のポートフォリオとして公開して良い仕事」かどうかを基準に選ぶべきです。
「自分がこの記事を書きました」「このイラストを描きました」みたいな名刺になる実績(アーカイブ)がWeb上に蓄積されていくと、次の高単価な依頼や企業案件へと繋がっていきます。署名にもならず、実績として公開もできない上に低単価な仕事は、副業であっても避けるのが賢明です。少なくとも、クライアントと顔も合わせないような仕事は今後にもつながらないし意味ないと思いますよ。
営業活動はほとんどしたことがない。「仕事に繋がるバズ」を生み出すSNS活用法
僕はこれまでのキャリアの中で、企業に対して自分から営業や売り込みをしたことがほぼありません。会社を辞める直前に知り合いのの編集長に「無職になるんで書かせてください〜」とお願いしたくらいです。
ではどうやって仕事を得ているかというと、SNSに自分のネタやコンテンツを投稿し、それがバズることで企業や編集部から依頼が舞い込む、というパターンが基本です。昔と違って今はSNSがあるため、編集部にコネや知り合いがいない素人であっても、面白い発信さえできれば一気にプロと同じ土俵に立てる良い時代になりました。
ただし、SNSで発信するときに注意すべきなのは「仕事になるバズり方」と「仕事にならないバズり方」があるということです。
以前、サザエさん風の絵柄で「アベノマスク」をいじったイラストを投稿したことがありました。それはものすごい勢いで拡散されて大バズりしたんですが、そこからの仕事の依頼はほとんどなかったです。あんまり尖りすぎてるネタだと、バズってても企業としては仕事を頼みづらいんじゃないですかね。
一方で、時事ネタを取り入れつつも、漫画としての作品性が高い投稿は、見た編集者から「こういうタッチでうちのメディアのタイアップ漫画を描いてほしい」という具体的な依頼に繋がりやすいです。