「ゲーム株は“仕込み時”でも、年末までは買わない」億り人ゲーム投資家がAI・半導体を優先する理由
本稿で紹介している個別銘柄:任天堂(7974)、ソニーグループ(6758)、キオクシアホールディングス(285A)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)、NF・日経エンタメETF(586A)、バンダイナムコホールディングス(7832)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)、サンリオ(8136)、カプコン(9697)
「ゲーム株は、長い目で見れば仕込み時だと思います。ただ、年末までに投資パフォーマンスを最大化したいなら、話は別です」
そう話すのは、元手300万円からゲーム株投資で資産1億円を築いた専業投資家のゆず氏だ。
ゲーム・エンタメ株に強気の姿勢を貫いてきたゆず氏だが、2026年末までの短期に限れば、いま注目しているのはAI・半導体関連だという。
日経平均株価は年末にどこまで上昇するのか。ゲーム株を仕込むなら、いまなのか。そして、個別銘柄を選ぶ自信がない投資家はどう動けばよいのか。年末まで残り約3カ月となった日本株の投資戦略を伺った。
みんかぶプレミアム特集「不安定な相場 ズバリ!こう仕込む」第3回。
年末の日経平均は「7万2000円超」も
ーー日本株に強気という見方は変わりませんか。
基本的には変わっていません。大きなショックが起きなければ、年末までに日経平均は年内高値を更新するのではないかと見ています。
2026年前半につけた7万2000円付近を超える可能性も十分にあると思います。もちろん、そこから先にどこまで伸びるかまでは読めません。それでも、現在の水準からさらに上を目指す方向で考えています。
ーー円安や金利上昇、地政学リスクなど不安材料もあります。
そこは見ています。例えば、地政学上の問題が急に深刻化したり、金利が急騰したり、為替が一気に円高へ振れたりすれば、見通しを修正する必要があります。
現時点では、そうしたリスクばかりを強く警戒しているわけではありません。金利や為替をめぐる懸念も、少し和らいできています。
そのため、何らかのショックで株価が急落しても、相場全体の上昇トレンドまで崩れていなければ、「売らなければ」と考えるより、買う機会として見ます。
株価が急落したというだけで怖くなって手放すと、その後の戻りを取れないケースもあります。大切なのは、なぜ下がったのかを見極めることですね。