「20代から始めていればよかった」と悔やむ兼業投資家が、若い世代に伝えたい積み立てのペースと、小学5年生の息子に教えるお金の仕組み
建設関係の会社に勤めながら、オルカンとFANG+の積み立てで資産5000万円を目指すインデックスマン氏。20歳に戻れたら選ぶ投資のやり方と、小学5年の息子への金融教育について聞いた。全3回の第3回
みんかぶプレミアム連載「米国株で億り人に アメリカの成長に乗っかれ!」
資産5000万円まであと11年。期限の決め方と、達成後に取り崩せる金額の目安
インデックスマン氏は、資産5000万円をひとつの通過点として目標にしている。金額だけでなく、達成の時期を家族の節目と結びつけているのが特徴だ。期限が決まれば、毎月いくら積み立てて、どのくらいの利回りが必要かを逆算できる。
「息子が今小学5年生なので、大学を卒業して就職し、生活が落ち着くころに達成できればいいと思っています。11年後か12年後くらいですね。今のペースで続ければ届くと考えていますが、最終的には利回り次第だと思います。妻も積み立てを続けているので、2人分で目指していきます」
目標を達成した後は、運用益で生活費の一部をまかないながら、残りを無理のない仕事で補うサイドFIREを考えている。資産5000万円を年4%ずつ取り崩すと、年間で約200万円。生活費のすべてには届かなくても、足りない分を働いて補えば、資産を大きく減らさずに暮らせる。
「その頃どうなっているかはわかりませんが、社会に貢献できるようなパートやアルバイトをして、副業も収入源として確保しておきたいと考えています。あとは農業をやってみたいですね。田舎に住んでいるので、それができる環境はあるんです」
仕事の収入が少しでもあれば、そのぶん資産を取り崩す額を抑えられる。投資と働き方を組み合わせて老後の生活費を考えるのも、ひとつの方法だ。
20歳に戻れたら選ぶ、意外な投資スタイル
5年間続けてきた今、振り返って思うことがある。
「もっと早く、それこそ20代のころから始めていればよかったと思います。始めるのが早ければ、それだけ運用できる期間も長くなるので」
たとえば毎月3万円を年5%で運用できた場合、20歳から60歳まで続ければ約4580万円になるが、40歳からでは約1230万円にとどまる。
ただ、もし20歳に戻れたとしても、資産を一気に増やそうとはしないという。