日本の名門小の学歴が中華系エリートに買われまくっている…日本人が買えない中、昔ながらの文京区の豪邸は中国人に現金一括で颯爽と買われていった
いまや、日本の名門校に見ないことはない外国籍の子弟だが、とりわけ多いのが中華系の子弟だ。最近、東京・文京区においてその傾向が顕著に見られるという。ジャーナリストの汐留太郎氏がその実情をレポートするーー。
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中国人が東京・文京区における不動産の買い手として台頭
日中関係が過去最悪の冷え込みを見せる中でも、依然として根強いのが中国人による「教育移住」だ。愛国主義的な支持層を抱える高市早苗政権の下で日中関係は冷え込むが、習近平率いる中国共産党の強権的な体勢や中国経済の停滞に嫌気がさした中国人にとって、インフラが整っており距離的にも近い日本は選択肢として残り続ける。円安や国際競争力の低下など暗い話題が多い日本だが、本国に比べれば競争も緩く、まだまだ狙い目だと考える中国人も多い。そんな彼らが熱視線を送るのが、「3S1K」と呼ばれる、東京都文京区に立地する「名門小学校」だ。日本に根を張る「新移民」の現状を追った。
「ビザの制度見直しで足元の勢いはちょっと落ちてきたけど、まだまだ中国人の存在感は大きいよ」。東京都文京区で不動産仲介事業を手掛けるA氏はこう語る。元々、複数の名門国立小学校を擁する文京区は所得が高い人からの人気が高いエリアだったが、近年は大手町などオフィス街に近いことも手伝い、職住近接を求めるパワーカップルからの人気も高くなっていた。しかし、近年新たな買い手として台頭してきたのは日本人ではなく、中国人の買い手だという。
日本人が買えない中、昔ながらの文京区の豪邸は中国人に現金一括で颯爽と買われていった
中国人が台頭する理由の一つが、価格だ。LIFULL HOME’Sに掲載されている文京区の中古マンション平均価格は、築5〜10年の築浅物件で1億5501万円。10〜15年以内まで条件を緩めても1億4404万円となる。仮に現在の政策金利1.25%の35年ローンで購入した場合、維持費や管理費も考慮すると月々の返済額は50万円近くなる計算だ。「今後、利上げがどこまで続くか分からない中、世帯年収2000万円を超えるようなパワーカップルでも躊躇するような水準になってしまった」(A氏)という不動産相場の中、日本人は資金面で太刀打ちできなくなっているという。
A氏が象徴的だったと話すのが、今夏、文京区内でも比較的価格が高いエリアで分譲された戸建て住宅だ。日本人が高いと躊躇しなかなか買い手が現れない中、颯爽と購入していったのは中国人だったという。「学区が良かったから」と話すその中国人は、現金で購入していったという。「日本人では考えられない買い方だ」とA氏は舌を巻く。昔ながらの豪邸が解体されて3戸に分筆され、そのうち2戸の買い手が中国人だったというエピソードもあるという。