トランプ相場の荒波にも無風? ディフェンシブ銘柄として「食品銘柄」の価値上昇か

本稿で紹介している個別銘柄:味の素(2802)、明治HD(2269)、日清食品HD(2897)
米トランプ政権の「朝令暮改」な関税政策によって不透明感が漂う株式市場。そうした中、景気に業績が大きく左右されないディフェンシブ銘柄として知られる食品銘柄に改めて投資家の関心が集まっている。「トランプ関税」の行方が見通せない今、大手食品銘柄の業績はどのような状態なのだろうか。国内食品大手3銘柄の決算に注目する。みんかぶプレミアム特集「3月決算注目企業」第1回。
目次
安定感抜群?先行き不透明な今「食品銘柄」に脚光
食品銘柄は、業績が景気に影響されにくいディフェンシブ銘柄として知られています。様々な業界でトランプ関税の影響が懸念される中、以下の食品大手3社の2025年3月期決算、2026年3月期予想を見てみましょう。
※株価指標は2025年5月27日終値