最速で億万長者になる「7つの攻略法」。ずる賢く勝つカギは、こだわりを捨てた「合理的思考」にあった

ビジネスコンサルタントの佐野Mykey義仁氏は、「資本主義とは、ある種、一つのゲームだ」と断言する。「ゲームだから、必ず攻略法があります。そもそも、成功者の9割は性格が悪いです。つまり、善人ぶっていたら、このゲームには勝てません」と述べるマイキー氏が伝えるのは、努力や情熱ではなく、ルールを疑い、利用し、時に破壊する「ずる賢さ」という発想だ。そこで今回は、億万長者が実践する7つの攻略法を解説する。全2回中の2回目。
※本稿は佐野Mykey義仁著『ずる賢い人のための億万長者入門 成功者の9割は性格が悪い』(KADOKAWA)から抜粋、加筆修正したものです。
第1回:高級ブランド品は「家畜の証」見た目にこだわる人が気づいていない、資本主義ゲームの残酷な真実
目次
「こだわり」と「情熱」を捨てれば勝率を上げられる
資本主義ゲームに勝つためには、「これをやりたい」「あれはやりたくない」といった自分のこだわりや情熱は必要ありません。勝てるポーカープレイヤーや将棋の棋士も、こだわりや情熱があるから勝てるわけではありませんよね。こういった感情は勝率を上げるどころか、下げる要因にすらなります。それよりもまず、次の7つを実践してください。
①ルールに縛られない
②学習を続ける
③コミュニケーション能力を高める
④データ活用能力を高める
⑤運を引き寄せる
⑥常識外の人になる
⑦合法チート=非合理ハックを行う
この7つを習得できれば、資本主義ゲームの勝率は確実に上がるでしょう。
「ルール」を破壊し「学習」を続け、「人」を巻き込む
先ほどお伝えした通り、資本主義にはゲームとしての側面があり、そこにはルールが存在します。法律や規制だけでなく、暗黙の了解や年功序列、道徳や倫理観など、ビジネスの現場には必ずルールがあります。ルールを守る人は安定した雇用を得られる反面、周囲と同じ行動をとるため、激しい過当競争に巻き込まれてしまいます。
一方で、ルールに縛られない人は、リスクを背負う代わりに既存の枠組みを打破することで、独占や寡占状態を作り出し、高い利益率を実現します。Amazonが良い例です。また、中国企業がこれほどの躍進を遂げたのも、既存のルールを度外視して突き進んできたことが大きな要因と言えるでしょう。「ルールは守るべきもの」という固定観念に縛られている限り、このゲームで勝つことはできません。
また、資本主義ゲームは完成されたものではなく、常に変化し続けています。新しい技術や市場の動向を学び続けなければ、あっという間にトレンドから置き去りにされてしまいます。オンライン書店からスタートしたAmazonがクラウドサービスやAI物流システムを構築して進化できたのは、常に学び続け、ゲームの変化に対応したからです。学び続ける姿勢こそが、アイデアの戦いで他社を圧倒するための鍵となります。
さらに、資本主義ゲームは、人と人とのつながりで成り立っています。他者と信頼関係を築き、周囲を巻き込む力があれば、ヒト・モノ・カネといったリソースを引き寄せることができます。
Appleの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、圧倒的なプレゼン能力で投資家や顧客を惹きつけ、Appleを世界的企業へと押し上げました。彼は、心理学という名のゲームに勝利したと言えるでしょう。単に話が上手いだけでなく、相手の潜在的なニーズを汲み取る力こそが重要です。どんなに優れた技術やアイデアを持っていても、その魅力を正しく伝えられなければ、資本主義ゲームで勝ち残ることは不可能なのです。
データを制して運を引き寄せ、常識を疑うことから始める
GoogleやMeta(旧Facebook)は、ユーザーの行動データを分析して広告ターゲティングを最適化した結果、収益を最大化しました。投資のアルゴリズムも同じで、ヘッジファンドは膨大なデータを活用して株式市場の予測をしています。データをいかに有効活用できるかが、現代の資本主義ゲームには求められるのです。
そもそも、あらゆるゲームがそうであるように、資本主義ゲームの勝敗にも運の要素は排除できません。大切なのは、運を引き寄せる行動や習慣があるかということです。コンピュータが普及するタイミングでマイクロソフトを創業したビル・ゲイツ氏には、運があったことは言うまでもありません。適切なタイミングで適切な人と出会えたから成功できたのです。
運を引き寄せるには結局、学習を続け、コミュニケーション能力を高め、データ活用能力を高めることが必要になります。学習していればその知識がいつか役立つかもしれません。コミュニケーション能力があれば人生を変える出会いがあるかもしれません。データ活用能力があれば、運よく鉱脈を見つけることもできるかもしれません。
資本主義ゲームに勝つには、常識に囚われない発想が必要です。当たり前とされていることをゼロから疑わなければ、他者との差別化ができません。それをまさに成し遂げた人物がイーロン・マスク氏です。かつては、宇宙産業はNASAがやるものという考えが常識で、誰もそれを疑いませんでした。しかし、彼はスペースXで宇宙旅行を実現させるなど常識外の挑戦を続けてきました。
私は、ビジネスとは誰かが抱えている問題を他者が思いつかない方法で解決してあげることだと考えています。常識的にしか考えられない人は、何の解決策も思いつきません。だから資本主義ゲームに勝つことはできないのです。
Amazonが楽天より税金を払っていない「合法チート」の真実
7つ目の攻略法は、「合法チート」ともいえる「非合理ハック」です。これはルールを破るのではなく、ルールを疑って利用する、というやり方です。実際、富裕層はオフショア銀行を使ったり、海外法人を作ったりして、合法的に節税しています。
Amazonも同じです。各国の税制を熟知して、戦略的に節税を行っています。Amazonと楽天の決算書を見比べればわかりますが、日本国内ではAmazonのほうが圧倒的に売上があるのに、実際に多くの税金を払っているのは楽天のほうなんです。
ルールなどの制約があるところには、必ず抜け道があります。資本主義ゲームで勝つには、この「ずる賢さ」が必要になります。
これら7つの攻略法を自分のものにすれば、資本主義ゲームの勝率は確実に上がります。合理的な考え方でゲームの攻略法を身につければ、あなたでも勝てるはずです。
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