マンション選びは「ユニクロ」と同じ。個性を消してリセールバリューをとれ…マンション価格高騰の波に乗り遅れない!中古物件選びで「絶対に見るべき」ポイント

「いまのマンション価格の高騰はバブルだ。いつか弾けるから待つべきだ」――そんな世間の常識を冷静な分析で覆し、多くの人々の資産形成を後押ししている人物がいる。X(旧Twitter)で首都圏を中心とする魅力的なマンションや街の情報を発信し続けているインフルエンサー「マンションマカロン」氏だ。同氏は、今の市況は需給とインフレがもたらした必然であり、戦略さえ間違えなければ今からでも十分に「勝てる」と語る。
本稿では、同氏が語る「現在の相場の正体」から、20代・30代が実践すべき「ユニクロ的マンション選び」、そして資産価値を大きく左右する「中古物件の罠」まで、失敗しないためのロードマップを余すところなく語っていただいた。短期連載全2回の第1回。
みんかぶプレミアム特集「マンション価格はまだ上がるのか」第10回
目次
バブルではなくインフレ。家賃も上がる「実需」の相場
マンション価格の高騰が続いていることで、「これはバブルなのではないか?」と警戒して買い控えている人は多いと思います。結論から言うと、私は今の状況はバブルではないと考えています。
過去のバブル時代を振り返ってみてください。当時は不動産や一部の資産だけが異常に高く、卵や米といった生活必需品が飛び抜けて高かったわけではないですよね。しかし今は違います。モノの値段全体が上がるインフレの波が来ており、不動産価格の上昇はそれに連動しているに過ぎません。実際、不動産価格が上がった分だけ、東京の家賃も顕著に上がってきました。数年前まではマンションの利回りが低下して警戒されましたが、今は家賃が上がって消費者が入ってくるようになり、不動産価格の上昇が「収益性」という事実によってしっかりと裏付けられる状況になっています。
さらに、価格上昇には売り手であるデベロッパーの戦略転換も大きく影響しています。今はマンションの供給量(玉)が減っており、デベロッパーはいかに手持ちの商品を高く売って利益を追求するかという方向に向いています。安い時代に仕込んだ土地の物件を出し惜しみしながら、消費者の購買力や相場に合わせて少しずつ値上げしていくのが今のスタンダードです。つまり、今の価格高騰は単なる熱狂ではなく、企業努力とインフレの当然の帰結なのです。