どう見つける? 再現性ある手法・・・投資歴20年超の兼業投資家が注目するセクター・銘柄を公開
本稿で紹介している個別銘柄:品川リフラ(5351)、日本信号(6741)、高田工業所(1966)、蝶理(8014)、ジーダット(3841)
乱高下の激しい相場と日々向き合う投資家たち。中には、自分の投資手法について「このままでも良いのか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回お話を伺うのは、投資歴20年以上の兼業投資家のなのなのさん。長年投資と向き合い続けたからこそ、再現性のある手法を自身で見つけていくしかないと語ります。
マイベストな手法を手に入れているベテラン投資家は、いまどんな銘柄に注目しているのか、語っていただきました。インタビュー連載全2回の最終回。
追い風が「受注残」に表れる
ーー現在、なのなのさんが注目されているセクターについて、理由も交えて教えていただけますか。
私が最近注目している指標に受注残というものがあります。受注残が豊富な企業は、将来の売上が多く見込めると言えるかと思います。この受注残が豊富な企業を見てみると、意外なセクターが出てきました。それは、電車設備関連やプラント関連です。
その他、注目セクターとしては、金利高から金融関連ですね。
電車の車体や電装品、各種部品を作っているメーカーは、コロナ禍で抑制されていた車両の更新や設備投資の需要増により受注が伸びていると思われます。さらに、現在各地で設置が進んでいるホームドアの需要も伸びています。これらの追い風が、受注残という形に表れています。
次に、プラント関連。こちらはプラントの老朽化が各地で進んでいるため、再構築のニーズが高まっています。また、エネルギー安全保障の観点から国内のインフラ整備が進んでおり、これも需要を喚起しています。プラントの更新だけでなく新規設置をするとメンテナンスの需要も伸びるわけで、こうした環境が追い風になっています。
3つ目の金融関連については、金利上昇による利ザヤの改善が根拠です。銀行や保険会社など、金利が上昇することによって運用環境が改善される企業には恩恵があるでしょうね。