プロップファーム選びで見るべき2つのポイント…元ファンドマネージャーが「SNSより紙の日経」を重視する理由
FXをほとんど経験したことがない人が、いきなりプロップファームに挑戦してもいいのか。
プロップファーム「Fintokei」で金融教育アドバイザーを務める川口一晃氏は、「初心者が学ぶ場としても価値がある」と話す。川口氏は長年、投資教育やマーケット分析に携わり、ファンドマネージャーとしても運用を経験してきた。
川口氏が初心者に強く求めるのが、「自分で考えること」だ。SNSや生成AIから簡単に答えを得られる時代だからこそ、情報源を確認し、自分自身で相場を組み立てる力が重要になると語る。
全3回の最終回では、初心者がプロップトレードを始める際に意識したいこと、プロップファームの選び方、そして元ファンドマネージャーでもある川口氏自身の情報収集術について聞いた。
みんかぶプレミアム特集「デイトレで稼ぐ人、退場する人――プロップトレード最前線」
FX未経験でもプロップトレードに参加していいのか
FX未経験者がいきなりプロップトレードに参加することについては、私は十分に価値があると思っています。
投資では「経験が大切だ」とよく言われます。それ自体は間違っていません。ただ、経験というのは必ずしも、自分のお金を入れて実際に損益を出しながら積むものだけではないと思うんです。
たとえばFintokeiでは、教育コンテンツにも力を入れています。そうしたコンテンツで学びながら、一定のルールが設定されたバーチャルな環境で取引し、経験を積んでいく方法もあります。
初心者がトレードを学ぶ場所として使うのもいいですし、すでに何度かトレードを経験している人が、「自分のやり方はこれで良かったのか」と確認する場として活用することもできると思います。
プロップファーム選びで見るべき2つのポイント
プロップファームを選ぶ時に見るべきところは、大きく2つあると思います。
1つ目は、どのような「リスク管理のルール」が設定されているか。
2つ目が「教育コンテンツ」です。
私は他社がどのようなサービスを行っているのか、すべて把握しているわけではありません。
ただ、単にバーチャルなトレード環境だけ用意して、「ここで自由にやってください」というだけでは、初心者はなかなか成長しにくいと思います。
教習所に例えるなら、車だけ渡して「この中で運転してください」と言われても、正しい交通ルールや運転方法を教えてもらえなければ、乱暴な運転が身についてしまいます。
どんなルールでリスクを管理するのか。
そして、どんな教育が用意されているのか。
そこはプロップファームを選ぶ際の大きなポイントになると思います。