元ファンドマネージャーが語る“プロップトレードで成果を出す人の3つの特徴…失格後すぐ再挑戦する人ほど危ない理由
プロップトレードの評価プログラムを一度突破したからといって、その人が長期的に勝ち続けられるとは限らない。一度だけ大きな利益を出す「まぐれ勝ち」と、相場環境が変わっても安定して成果を残すことには大きな違いがある。
プロップファーム「Fintokei」で金融教育アドバイザーを務める川口一晃氏は、長年の投資教育やファンドマネージャーとしての経験から、投資で成功する人には3つのポイントがあると語る。
継続的に成果を残すトレーダーと、何度挑戦しても退場してしまうトレーダーでは何が違うのか。全3回の第2回では、プロップトレードで「稼ぐ人」と「退場する人」を分けるポイントについて聞いた。
みんかぶプレミアム特集「デイトレで稼ぐ人、退場する人――プロップトレード最前線」
プロップトレードで成果を出す人の3つの特徴
プロップトレードで成果を出しやすいのは、まず自分の「型」をしっかりと作れる人だと思います。
一度大きく勝つだけなら、相場環境によってはまぐれで起きることもあります。
しかし、大事なのは長期的に同じような成果を出せることです。
私は以前から、投資で成功するためには3つのポイントがあると考えています。
中でも難しいのが、自分の投資スタイルを作ることです。
自分はどのようなトレードをするのか、自分なりの「型」をしっかりと身につける。そして、そのやり方で長期的に同じような成果を出せるようになることが重要です。
プロップトレードでも、一度だけ成果を出せればいいわけではありません。まぐれ当たりではなく、同じような成果を継続して上げられる人が、向いているのではないかと思います。
投資哲学がなければ「ルール」は簡単に崩れる
投資哲学も非常に重要です。投資哲学というと大げさに聞こえるかもしれませんが、「自分は何を大切にトレードするのか」ということです。
一般の投資家は、「ここはチャンスだから取りに行こう」と、どうしても勝ちに行く意識が強くなりがちです。一方、プロップトレードではリスクを管理しながら、「負けないトレード」を意識することが非常に重要になります。
一度に大きく勝つことを目指すのか。それとも、大きな損失を避けて長く市場に残ることを目指すのか。私は後者の方が重要だと思っています。
そこが定まっていないと、相場が急に動いた時に「ここで取り返したい」「今日は絶対に上がる」と感情的になってしまう。
そのためにも、自分なりの投資哲学をしっかり持つことが大切だと思います。