「2万を2.1億に」化けさせたロードマップ。会社員が副業・スモビジで手堅く月10万稼ぐための最初の覚悟と独立ステップ
「副業・スモビジで自分の好きなことや面白いアイデアから始めるべきだ」――そんな世間の常識をバッサリと覆し、圧倒的な実利を掴んだ人物がいる。ITスクールの口コミ・比較サイトなどを展開するreslog株式会社で社長を務める大野克也氏だ。
同氏は2024年9月、自身が立ち上げたスモールビジネスの事業を2.1億円で売却するという稀有な経験を持つ。複数の会社で営業・事業立ち上げに従事した後、副業でメディア事業を立ち上げ、年商1億円まで成長させてから独立。「自分でやった方が良い」という確信のもとで起業した同氏は、多くの人が避ける「めんどくさい領域」にこそ、会社員が確実に稼ぎ出すための本当の勝ち筋が隠されていると語る。
本稿では、最初の売上わずか2万円から2.1億円での売却へ事業を化けさせた戦略の出発点を解説。売上ゼロ期を乗り越えるための心理設計、会社員のまま安全に独立へ至るステップまで、会社員が豊かさを掴むためのロードマップを語っていただいた。全4回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「副業・スモビジで億り人に 令和の稼ぎ方新常識」
目次
初期売上はわずか2万円。「自分で仕事をコントロールするしかない」と覚悟を決めた背景
皆さん、はじめまして。reslog株式会社・社長の大野克也と申します。私は自身が立ち上げたスモールビジネスの事業を2.1億円で売却するという経験をさせていただきました。
私のキャリアは、新卒で不動産系の会社の営業からスタートし、その後SaaSスタートアップで6年間、営業統括などを担いました。もともと「いつか自分でやりたい」という思いは持っていましたが、決定的だったのは働きすぎで体調を崩し、8ヶ月間休職したことです。医者にも産業医にも「昔みたいな働き方はもうやめなさい」と強く言われ、「だったら自分で仕事をコントロールするしかない」と覚悟が固まりました。
「最初はわずか2万円の売上だった事業が、1年で2.1億円の事業売却にまで化けた」と聞くと、何か特別な才能や大きな原資があったように思われるかもしれません。しかしその実態は、多くの人が「めんどくさい」と避けて通るような領域にあえて踏み込み、地道な作業を徹底した結果でした。
副業・スモビジで稼ぐには…誰もが避ける「めんどくさい領域」にこそ勝ち筋がある
私が副業からスタートした事業は、ファクタリングの口コミサイトの運営でした。立ち上げ当初は本当に地味な作業の連続で、何千文字という記事をたった1人でひたすら書き続けていた時期があります。当時はまだ生成AIの精度も微妙で、便利なツールには頼れず、すべてのテキストを自分の手で作成していました。1日3本の記事を1人で書き続け、睡眠は毎日3〜5時間。それだけ手を動かしても、最初の1〜2ヶ月の売上は2万円程度でした。
最近のビジネスシーンでは「手離れが良いビジネス」や「楽に効率よく回るもの」が好まれる傾向があります。しかし、作る側も同じように「楽なこと」を考えているため、綺麗な領域は競合プレイヤーですぐに溢れかえってしまいます。
もし皆さんが副業で実利を狙うのであれば、綺麗で楽そうな方法を探すのではなく、むしろ「他の人がめんどくさがって絶対にやらなそうなこと」を徹底的にやるべきシーンなのではないでしょうか。そのめんどくさい領域にあえて腰を据えて取り組むことが、他者には簡単に真似できない強力な強みとなり、あなただけの確実な勝ち筋に繋がっていくのだと考えています。