1日平均4時間稼働で月収「50万円」を叶える“フリーランスが、フリーランスへの道に踏み切ったきっかけ。なぜそんな高待遇が実現できたのか
「フリーランスで成功するには、最初から特別な才能や人脈が必要だ」――そんな思い込みを軽やかに覆し、自分にとっての“働きやすさ”を追求した結果、月収60万円という実績と1日平均4時間労働という自由を手に入れた人物がいる。2019年からフリーランスの取材ライターとして活動する、いしかわゆき氏だ。同氏は、会社員特有の働き方が肌に合わないという気づきから、自らの強みである「書くこと」に特化し、場所や時間に縛られない独自のライフスタイルを確立した。
本稿では、組織の理不尽な調整やしがらみから解放され、人生の主導権を取り戻すための「在宅副業・フリーランス」戦略を同氏が徹底解説。自分の特性を見極めた独立の経緯から、時間を生み出すためのスケジュール管理まで、ゼロから“月収50万円”を目指すためのロードマップを余すところなく語っていただいた。短期連載全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「在宅副業、在宅ワークで稼ぐ術」
目次
会社員という働き方が向いておらず、フリーランスの取材ライターという道へ
私は2019年からフリーランスの取材ライターとして活動しています。現在はジャンルを問わずさまざまな方に取材をして記事を書く仕事のほか、自身の本の執筆、さらにはスタートアップ企業の広報支援やウェブメディアの編集なども手がけています。また、誰かの話を聞いて書く仕事とは別に、自分自身の文章を書くことも好きで、これまでにさまざまなジャンルで5冊ほど書籍も出版してきました。そのたびに自分の知らない自分が見えてくる面白さを感じています。
独立する前は、新卒から3社ほど会社員を経験しました。最初は雑貨メーカーに入り、その後に「面白い企画ができそう」と広告代理店へ、そして最終的には「形に残るものを作りたい」と考え、ウェブメディアへと転職を重ねていきました。しかし、自分のやりたい方向へ舵を切って転職をしてきたにもかかわらず、働く中で「辛い」と感じる部分がありました。それは、業種ではなく「働き方」そのものが自分に向いていなかったからです。
毎日同じ場所に同じ時間に出社することや、人がたくさんいる環境で集中して仕事をすることが、自分の特性的にどうしても苦手だったんです。会社員時代も、わざわざカフェに行って仕事をしたり、一人で会議室を貸し切って作業をしたりしていました。むしろ仕事を家に持ち帰って、土日に一人で黙々と働く方が気質に合っていると感じるほどでした。
フリーランスとして独立を決意したきっかけは
そんな私が独立を決意した決定的なきっかけは、9ヶ月間在籍したウェブメディアの編集部時代に、外部のライターさんへ仕事を発注していた時のことでした。編集部員である私は、会社の方針が変わればそれに従い、本当は執筆がしたいのに編集業務に回らなければならない場面がありました。その時、外部のライターさんを見ていると「執筆に専念できていいな」「自分で仕事や媒体を横断的に選べてうらやましいな」と強く感じたのです。私は一つのことに没頭してずっと書き続けるのが好きなので、原稿の締め切りまでの時間配分を自分で決めることができ、自分のペースで仕事を進められる外部ライターの働き方が非常に魅力的に映りました。
ただ、無計画に会社を辞めたわけではありません。会社員時代から副業のような形で色々とライティングの仕事を始め、会社員の収入を超えるまではいかないものの、最低限の目標としていた月収30万円の目処が立ったタイミングで独立へと踏み切りました。