顔出しなし「非属人YouTube」で稼ぐ方法 2カ月で収益月100万円、会社員でも始められる“複数チャンネル運営”
「登録者約5万人、好調時には月70万円」を稼いでいたDio氏は、その実績をもとに約10年間勤めた会社を辞め、32歳で独立した。
しかし、共同運営していた友人との問題から主力チャンネルを離れることに。新たに立ち上げたゲーム実況チャンネルも伸びず、半年ほど収益ほぼ0円の状態が続いたという。現在は6つのチャンネルと、約750〜800人が参加するYouTubeオンラインサロン「ChiLoL」を運営している。
そんなDio氏が、半年ほぼ0円の状態から約2カ月で月100万円まで収益を伸ばす転機となったのが、「非属人YouTube」だった。会社員が副業でYouTubeを始めるなら、どんなチャンネルを作り、どう稼いでいけばいいのか。Dio氏の失敗と成功から、副業YouTubeで収益化するために最初に考えるべきことを聞いた。全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
「YouTubeはまだ稼げるのか」の結論
初めまして、Dioと申します。会社員をしながらYouTubeを始め、その後独立しました。紆余曲折を経て、現在は6チャンネルほどを運営しています。
「YouTubeはまだ稼げるのか」というテーマについて、結論から言うと、YouTubeはまだ稼げます。今は参入をためらう人も多いですが、入る市場を選べば、まだ挑戦する余地はあると思っています。会社員の人が副業としてやるのもおすすめです。ただし、どこにでも入っていいわけではなく「入る場所」を選ぶことが大前提になります。では、なぜそう言い切れるのか。まずは僕自身がYouTubeを始めた経緯からお話しします。
YouTubeの投稿方法すら知らなかった会社員が、登録者5万人になるまで
僕はテレビ局で約10年間働いていて、その途中でYouTube事業を担当する部署へ異動しました。ただ、当時はYouTubeへの動画の投稿方法すら知りませんでした。仕事で関わるのであれば、自分でもチャンネルを運営した方が理解が早い。そう考えたのが、YouTubeを始めたきっかけです。
題材に選んだのは、もともと好きだったゲームでした。2018年に『モンスターハンターワールド』が発売されたのをきっかけに、友人と2人で実況チャンネルを始めました。会社員として働きながら副業のような形で続け、約4年で登録者は5万人ほどまで増えました。
収益は単純に折半するのではなく、それぞれが出した動画の本数などに応じて分けるルールにしていました。好調な月には、チャンネル全体で約90万円、動画投稿数によって収益を決めていたので、僕の取り分が約70万円になったこともあります。
もちろん、毎月それだけ稼げていたわけではありません。約70万円というのも、特に調子が良かった時期の一例です。登録者が5万人まで増えても、会社員の給与のように毎月安定して収入が入るわけではありませんでした。
それでも、「この先は実況者としてやっていこう」と決め、32歳のときに約10年間勤めた会社を辞めました。
月70万円を経験して独立。しかし、主力チャンネルまで失った
ところが独立後、共同運営していた友人との間で問題が起き、僕はそのチャンネルを離れることになりました。すでに会社は辞めていたため、収入の柱にするつもりだった主力チャンネルまで失い、会社員としての収入とYouTubeの収益基盤を、ほぼ同時になくしたような状態でした。
それでも、自分にはYouTubeしかないと思い、新たにゲーム実況チャンネルを立ち上げましたが、半年続けて収益はほぼ0円。登録者5万人まで伸ばした経験があっても、新しいチャンネルはまったく伸びませんでした。
一度チャンネルを伸ばした経験があっても、その成功パターンが次のチャンネルでもそのまま通用するとは限らない。ここで初めてそれを実感しました。