PERやPBRは毎日追わない 年間約876万円の配当・分配金を見込む投資家が、買う前に見る「2つの数字」

詳しい人の解説を参考にするとしても、いつ買い、その後は何を確かめればよいのか。年間約876万円の配当・分配金を見込む配当ウサギさんは、分析が苦手な一方、自分なりの購入の目安と記録を持っている。全4回の第2回では、候補を知ってから買うまでの流れと、決算を読む際にも役立つ情報の使い方を聞いた。
みんかぶマガジン特集「決算シーズンに考える、株と資産形成の最適解」
一社ずつ選ぶのは面倒…分析が苦手な人の「割り切り方」
日本株を買い始めたころは、一社ずつ選ぶのは面倒だなと思っていました。何社もの決算を自分で読んで選ぶのも難しいと感じたので、投資について発信している人の解説を読み、どんな会社があるのかを知るところから始めました。
正直今も候補を一から自分で探すことは少なく、XやYouTubeで、分析が得意な人の解説を見に行きます。配当利回りが高くても注意が必要な会社はありますが、その見極めも自分ではうまくできないので、解説で確かめています。
少しずるいかもしれませんが、自分で調べてもうまくいかないなら、得意な人が調べた結果を参考にさせてもらおうと割り切っています。全部の知識を身につけてからでなければ投資を始められないと考えていたら、なかなか前に進めなかったと思うので、分析が苦手な人も、得意な人の力を借りながら自分にできることから始めればいいと思います。
PERやPBRは毎日追わなくていい? 気になったのは2つの数字だけ
そうした解説を読むうちに、PERやPBRのような指標を毎日追わなくても、自分が気になる数字があると分かりました。配当利回りと、何年連続で配当を増やしているかという2つです。連続増配の年数が気になるのは、もともと長く続いている記録を見るのが好きだからです。こんなに長く配当を増やし続けている会社なんだと分かると、すごいなと思うんですよね。
ただ、そういう会社を知っても、いつでも買うわけではありません。「この会社が好きだから」「そろそろ上がりそうだから」とその場で理由を重ねるより、銘柄ごとに判断の目安を置き、その数字と比べて考える方が、私のように気持ちが揺れやすい人には合っていると思います。