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「株高でもバブルは崩壊しようがない。なぜならこれはバブルではないから」…今の株式相場は健全!業績の裏づけがある

 バブル経済崩壊後、長らく低迷していた日経平均株価が34年ぶりの史上最高値を更新した。背景には、アメリカの株高、日本企業の業績改善、再び進む円安など、さまざまな要因が絡んでいる。一方で、30年前のバブル崩壊を引き合いに出し警戒感を示す声もあるが、日経新聞の上級論説委員兼編集委員である小平龍四郎氏は「それはありえない」と言い切る。その理由とは――。

目次

「今がバブルなのか」答えを探っていく

 株価はずいぶんと上がりましたが、バブル崩壊の懸念はないのですか――。こんな質問をされることが増えた。気持ちは分かる。ほんの少し前まで「ジャパン・パッシング」(日本素通り)、「ジャパン・ナッシング」(日本消滅)など散々に言われてきた日本の株式市場。状況は一転して変わり、2022年末から24年2月末までの1年と2カ月で、日経平均株価の上昇率は50%と主要国のなかで最も高い。

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この記事の著者
小平龍四郎

1964年生まれ。静岡県出身。早稲田大学第一文学部卒業。日本経済新聞入社後は主に金融・証券畑を歩き、「山一証券破綻」「村上ファンド登場」などの特報にかかわる。欧州総局(ロンドン)やアジア総局(バンコク)を経験し、現在は日経新聞の上級論説委員兼編集委員。専門は証券市場、ESG/SDGs、企業統治。著書は「グローバルコーポレートガバナンス」「アジア資本主義」「ESGはやわかり」。 Twitter:@Kodaira_Nikkei

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