年利回り8%(税引前)が期待できる新たな投資プラットフォーム「ヤマワケエステート」とは?
リゾート施設からラーメン屋までさまざまな不動産に投資可能!
WeCapital松田社長にインタビュー
少額から手軽に始められる投資として注目されている「ヤマワケエステート」。
不動産に特化したこのクラウドファンディングは、居住用マンションや商業ビル、リゾート地など案件は多岐に渡っており、投資商品によっては高いリターンも期待できるそう。
直近の償還実績(2024年3月時点)
- 神奈川県愛川町 一戸建て再生ファンド 【想定利回り:84.6% → 実績利回り:95.0%】
- 東京都板橋区弥生町 土地再生ファンド 【想定利回り:10.0% → 実績利回り:15.0%】
- 大宮エリア 若者向け新築アパートファンド 【想定利回り: 8.1% → 実績利回り: 8.1%】
この興味深い「ヤマワケエステート」事業について、ヤマワケエステート株式会社の親会社WeCapital株式会社松田悠介代表にお話をうかがいました。
目次
年利8%(税引前)を上回る投資案件が多数!スマホで1万円(※1)から 少額投資できる「ヤマワケエステート」
※1:1万円から投資できない商品もあります。
ーー「ヤマワケエステート」の商品概要をお聞かせください。
ヤマワケエステート株式会社が提供する「ヤマワケエステート」は、インターネットを通して投資家が不動産特定共同事業法に基づく匿名組合契約を通じて対象不動産に出資することで、そのリターンとして配当が受け取れるサービスです。インカムゲインとキャピタルゲイン両方での投資効果が見込めるサービスです。
株式やFXなどの他の金融商品と比較して、投資対象となる不動産の価値の安定性が魅力です。また居住用マンションやホテル、リゾート地など、さまざまな案件があります。
最低金額は1万円から、スマホで気軽に投資できます。
ーーヤマワケエステートでの取り扱い物件の選定基準は想定利回り(税引前)が年利8%を上回ることにしているとのことですが、なぜ8%なのでしょうか。
私自身が投資家として「利回り8%未満の商品に投資をしたくない」と思ったからです。自分自身が「買いたい」と思える商品を作りたかった。だからこそ、最低でも年利8%はほしいな、と思ったんです。
ーー年利8%と聞くと、「そんなに美味しい話はないのでは?」とも思ってしまうのですが、どのようにして年利8%の投資案件を実現させているのでしょう。
一般的な不動産事業者は、不動産を仕入れて、造成などして販売するまで、さまざまなコストをかけています。営業コストやPRコストなどです。
一方、「ヤマワケエステート」は、サービスサイトに案件を掲載するだけなので一般的な不動産事業者にかかるこれらコストが抑えられること、案件を組成する段階で、出口が見通せるものの様々な制約(リスク)によって銀行等からの資金調達が難しい、資金調達に条件があって実現が難しいような案件を、親会社WeCapitalの株主からの協力を得てファンドとして組成したり、独自の案件発掘を行うことで、高い利回りを実現しています。
ーー年利8%を上回る商品かどうかは、どのように見極めているのでしょうか。
「餅は餅屋」です。「ヤマワケエステート」の投資案件はすべて、不動産事業者があらかじめ自社内で不動産鑑定士や会計士などのプロたちによるデューデリジェンス(調査)を経てきたものです。その時点で最初の見極めはできています。
その上で、それぞれの案件の可能性がどれだけあり、魅力的であるかを社内でさらに時間をかけて討議しています。立地の良い物件や有名なリゾート地などももちろんですが、周りの環境や市場調査を行い、また実際に現地に行くなどして見極めています。
1年未満で満期を迎える案件が多い
ーーヤマワケエステートのユーザーには、どういった方々がいらっしゃいますか。
まず、当社グループが掲げるミッションを理解していただき、一緒にヤマワケエステートおよびヤマワケを創っていこうと応援していただいている投資家の皆様に投資家になっていただいています。
具体的な層で言えば、全体的に男性の方が興味をもっていただいており、特に40代が多い傾向です。
女性の方々に関しては男性の方々ほどではありませんが、30代の方が多い傾向にあります。
もちろん、20代、50代の方々にも喜んでいただける商品ですので、「どの年齢が良い」などはありません。
「ヤマワケエステート」の案件は投資期間が決まっていて、1年未満の短期間(※2)で満期を迎える案件が多い点も、魅力の一つです。運用期間が半年程度(※2)で利回り10%を超える案件もあります。比較的短期に利益を出せることをお客様に実感していただき、喜んでいただくことで、また他の案件に投資していただけるのが理想ですね。
※2:運用期間が短期間ではない商品もあります。
個々の案件単位で不動産に気軽に投資できる世界を作りたかった
ーー松田社長は以前、「FUNDINNO」でプラットフォーム事業に携わられていたそうですが、そこからWeCapital創業に至った思いの変遷をお聞かせください。
私が「FUNDINNO」に在籍していた2015年、前年改正された金融商品取引法(金商法)が施行され、電子的なかたちで未上場株の募集取扱ができるようになり、第一種少額電子募集取扱業者の登録とそのライセンス取得受け、「FUNDINNO」でプラットフォーム事業に携わりました。
その後、第二種金融商品取引業においても電子募集が解禁されましたので、生活に密着した形で第二種金融商品取引業に注力する会社として、WeCapitalを起業し、子会社のヤマワケエステート株式会社を通じて「ヤマワケエステート」事業を開始しました。
個々の不動産の案件単位で、デジタルを活用して気軽に投資できる世界を作りたい、という思いからです。個々の案件で投資家が利益を得ることで、より投資家の方々に喜んでもらえる世界を作れる、という確信がありました。
金融業界のAmazonを目指す。好きな飲食店やアーティスト、スポーツ選手などに少額投資ができる世界へ
ーー飲食店にも投資ができるということですが、どういった仕組み(スキーム)なのでしょうか。
すでに運用している「大阪北新地ラーメン革命富喜製麺投資ファンド」が良い例だと思います。「ヤマワケエステート」は、クラウドファンディングを通じて会員の皆様から匿名組合出資を募ります。集めた資金で、貸主に対する敷金、礼金等の初期費用及び賃料の支払い、並びに設備工事費や建築費、その他の支払いを実施します。
「ヤマワケエステート」は、対象不動産をFUK社に賃貸することで、賃貸収入を得ます。
また、出資口数に応じて富喜製麺研究所の各店舗で使える無料優待券が付くなど、投資家の皆様へ還元も行っております。
例えば、ラーメン屋に100万円を投資すると、その3%、つまり3万円分の優待券がもらえます。その優待券には譲渡制限を設けていないので、自分で使うだけでなく、お友達や会社の同僚など、さまざまな方に配布して使ってもらってもOKです。
ーー将来的には「ヒト」への投資もできるようにしたい、ということですが、その狙いや仕組み(スキーム)もお聞かせください。
スポーツ選手やアーティストなど、人の価値を証券化することで、彼らを応援できる投資商品も作ることを目指しています。
例えば実力や評価は折り紙付きながら、ライブイベントを行う資金がないアーティストに対して、弊社のクラウドファンディングにて資金を確保し、イベントを実施。そのライブで得ることができるチケットやグッズ販売等で収益化することができれば、世間の皆様に知っていただく機会の提供もできつつ、収益も得ることができますよね。そのような投資商品も提供していきたいです。
金銭的にチャンスがなく、埋もれてしまいそうな「未来の大谷翔平」を、このスキームで発掘できたら楽しいですね。
例えば、スポーツのクラブチームやライブハウスなどにも投資できるというものです。日本では、弊社がその仕組みを導入したいと考えています。
最終的には、太陽光発電、貴金属、車両、イベント、店舗、ビジネスなど豊富な種類の取扱いを目指し、「金融のAmazon」と呼ばれるまでのプラットフォーム(市場)を創っていきたいですし、最終的にはそれがグローバルに展開していく世界を目指しています。