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英語力ゼロでも海外で稼げる!主婦ライターが「Upwork」で1案件10万円の海外案件を掴んだプラットフォーム活用術

みんかぶプレミアム連載「フリーランスの稼ぎ方大全」

「海外のクラウドソーシングサイトなんて、英語が堪能なプロしか使えない場所だ」――そう思い込んで選択肢から外してしまっている読者も多いだろう。しかし、今回取材した、ちはや氏は、英語力に自信がないながらも、創意工夫を凝らして海外のクライアントから定期的に仕事を受注しているという。1案件あたり約10万円という高額な案件も受注しているそうだ。

 本稿では、ちはや氏が実際に外貨を獲得するために活用している2つの海外プラットフォーム「Upwork(アップワーク)」「Medium(ミディアム)」のリアルな特徴を徹底解説。さらにそこでどのようにして高単価案件を勝ち取ったのか、その具体的な仕事選びの基準と、日本語からAI翻訳をするときにしっかりとした英語を出してくれるライティング手法について余すところなく語る。全4回の第2回。

 みんかぶプレミアム連載「フリーランスの稼ぎ方大全」

目次

狙うべきは「Upwork」!日本でいうクラウドワークス感覚で高単価を狙う

 私が海外案件に挑戦するにあたって、まずメインの戦場として選んだのが「Upwork(アップワーク)」というプラットフォームです。

 これは一言で言えば、「海外版クラウドワークス」のようなもの。世界中の企業や個人が「こういう仕事をしてくれる人を探しています」と案件を公募しており、そこに私たちが応募していくスタイルです。 「英語のサイトだし、ハードルが高そう……」と感じるかもしれませんが、基本的な仕組みは日本のクラウドソーシングサイトと同じです。サイトの表示自体は英語ですが、ブラウザの翻訳機能やAIツールを使えば、何が書かれているかは理解できます。

 Upworkの最大の魅力は、日本に比べて圧倒的に「時給単価」や「案件単価」が高い点にあります。 国内のライター案件だと、未経験の場合は「1文字0.5円」や「1記事数千円」といったシビアな条件も少なくありません。しかし、Upworkで私が獲得したKindleの英文ライティング案件は、1案件で約10万円というまとまった報酬をいただくことができました。

 なぜ、英語も話せない私にそんな高単価な仕事が振られるのか。それは、海外のクライアントの中には「日本市場向けのコンテンツを作りたい」「日本人ならではの視点で記事を書いてほしい」という明確なニーズがあるからです。

 例えば、過去に Upworkで応募した案件「日本人同士が日本語で、テーマに沿った会話をする」という仕事がありました。日本人の生活や思考を知りたいというニーズもあるようです。この仕事は、応募するときだけ英語を使い、あとは日本語しか話しません。こんな面白い案件もたくさんあるんですよ。

 英語ができるライバルは世界中に何億人もいますが、「日本語がネイティブで、日本の文化やトレンドを理解しているライター」という市場になれば、私たちの価値は一気に跳ね上がります。私は英語力ではなく、「日本人であること」という最大の強みを武器にして、Upworkでの案件獲得に成功しました。

「Medium」で日本の子育て事情を書くだけで収益化

 Upworkで自ら案件に応募して仕事を取りにいく一方で、私はもう1つのプラットフォームを同時に動かしています。それが「Medium(ミディアム)」です。

「Medium」は「海外版のnote」とも呼ばれるブログプラットフォームで、読者にとってニーズのある記事を投稿することで、読者の閲覧数などに応じて収益化ができる仕組みがあります。具体的には、PV数に応じた報酬制度です。1ページビューあたり0.05ドル程度の報酬しかありませんが、ビューが増えれば収益も上がります。

 私はここで、日本の子育て事情を中心とした記事を発信しています。日々の何気ない子どものことを英語で記事にするだけで、収益になるんです。ただしもちろん収益化までは簡単なことではありません。「マガジン」と呼ばれるヒットコンテンツ特集の中に、自分の記事を入れてもらう必要があります。「マガジン」で記事が掲載されるようになるためには、Mediumの記事を知り尽くしている編集者の許可が必要です。

 実はこの「マガジン」に掲載されるようになるまでが最も大変です。Mediumの編集者は、マガジンには常に新しいテーマを入れたいと考えています。読者にとって「今まで読んだことがないテーマで気になる、記事を読んでみたい!」と思わせる引きのある記事が必要なのです。

 どのテーマ、どの記事がヒットメーカーになるかは、自分で試行錯誤するしかありません。現在は日本の子育て事情を書いている私も、Mediumを始めた当初は、「日本といえばジブリ」と思い、ジブリの記事を書いていました。しかし全く読まれませんでした。その後「日本のリモートワーク事情」をテーマにした記事を書いたところ、編集者から連絡があり、マガジンに加えてもらった経緯があります。

 もちろん、記事の執筆はすべて日本語で行い、AIツールで英語に翻訳したものです。海外案件の実績作りの一環として、Mediumでの発信は貴重な資産になっています。

 また私はやっていませんが、「Fiverr」は、日本でいう「ココナラ」のようなプラットフォームもあります。 Upworkが「案件に応募する」スタイルなのに対し、Fiverrは「私はこういうことができます」と自分のスキルを商品のように出品し、クライアントからの購入を待つスタイルです。一度プロフィールと商品ページを整えておけば、あとは育児や国内のライター仕事をしている間にも、海外から自動的に問い合わせが入る仕組みを作ることができるのです。

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この記事の著者
ちはや

フリーランスWebライター。会社員を経て3年前に独立。英語が喋れないにも関わらず、AIツールを駆使して海外案件へ参入し、月10万円の収益増を成功させる。地元の情報サイトを活用し、在宅ワークに興味がある地域の初心者ママ向けに講座を開く講師としても活動中。さらに自身の出産経験を原点に、地域のママの働き方を支援する「一時預かり託児所」の開業準備も進めている。

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