「料理だけは手を抜かない」経営者・前川彩香氏が語る、お金と時間をかけるもの
全国で直営で女性専用フィットネススタジオを展開する株式会社LOIVE。専業主婦から同社代表取締役社長となった前川彩香氏に、お金の使い方や日々のライフスタイルについて聞いた。何にお金をかけ、何にはかけないのか。その判断軸には、経営者としての時間感覚が表れている。全3回の第3回
みんかぶマガジン連載「バリキャリ女性社長のワークライフ・ルール」
目次
「高かったけど買ってよかった」と即答した意外な自宅設備
専業主婦から起業家・経営者へと立場が変わったことで、お金に対する意識に変化はあったのか。前川氏はこう振り返る。
「この1円とか10円とか100円を稼ぐ重みというか、そういったお金に対する重みは変わったなと思いますね」
専業主婦時代は家計のために渡されたお金を使う側だったが、経営者になった今は、自ら稼いだお金を事業や生活に配分する側になった。事業として自らお金を生み出す立場になったことで、金額の大小に関わらず、その重みの感じ方そのものが変化したという。
そんな前川氏に、これまでの買い物の中で「高かったけれど買ってよかった」ものを尋ねると即答したのが、自宅に設置したサウナだった。利用頻度は週の半分ほど。導入の決め手になったのは、外のサウナに通うことに伴う時間的コストだった。
「私、サウナがすごく好きで。家にサウナがあるんですよ。それは高かったけど、買ってよかったです。これまでは外に行っていたので、週に何度もとなると移動時間もすごくかかります。だけど自宅にあれば、夜にちょっとだけ入るなんてこともできるようになりました」
経営者という立場ゆえの効用もあるという。「常にいろいろ考えている中で、サウナがすごく脱力になるし、無の時間にもなる。それがすごく良かったです」
設備としては2〜3人が入れる規模で、水風呂はテラスに設置し、外気浴もできる環境を整えているという。「頑張ってきたご褒美みたいな」と笑う前川氏だが、リラックスした時間で新しいアイデアが生まれたり、また頑張ろうという気持ちが湧いてくることもある。サウナも未来への投資といえるのかもしれない。