良かれと思ったLINEが命取り?元銀座No.1ホステスが教える、女性が思わず返信したくなる「温度感」の合わせ方
出会いがない、仕事が忙しくて恋愛が後回しになっている、マッチングアプリには登録してみたものの成果が出ない――そんな悩みを抱える男性は少なくない。「彼女を作ることは、決して夢物語ではありません」そう語るのは、元銀座の大手クラブでNo.1ホステスとして活躍した経歴を持ち、現在は登録者35万人超えの恋愛心理研究家YouTuber、そして結婚相談所代表としても活動する関口美奈子氏だ。
本連載では、夏までに間に合う出会いの見つけ方から、女性の心を動かす会話の技術、デートで満足度を上げる具体的な振る舞いまで、大人の男性に向けた恋愛戦略を徹底解説する。全3回の第2回。
みんかぶプレミアム特集「この夏最強にモテるのは俺だ!」
会話が苦手なおじさんほど陥る「2つの失敗パターン」
出会いの場に慣れていない男性を見ていると、会話がうまくいかないパターンは大きく2つに分かれます。
1つ目は、自分の話をしすぎてしまうタイプです。営業職の方などによくあるのですが、自分は話すことに自信があるので、つい自分のことばかり喋ってしまい、気づけば相手を置き去りにしています。もう1つは、その逆で、恋愛経験が少ないために緊張してしまい、会話をリードできないタイプです。どちらも共通しているのは、自分が今どう見られているかを、客観的に把握できていないという点です。
私がおすすめしているのは、会話を録音して、後から聞き直してみることです。実際にやってみると、「自分がこんな喋り方をしていたのか」とショックを受ける方がほとんどです。ですが、そこで初めて「ここを直そう」と具体的に気づくことができます。自己流で頑張るよりも、まずは自分の現在地を正確に知ることが、会話上手への一番の近道です。
「旅行に行った」にどう返す?好感度が劇的に上がる会話の深掘りテクニック
夜のお仕事をしていた9年間で痛感したのは、表面的な世間話や、うまい口説き文句だけでは、人の心はなかなか動かないということです。心理学の研究でも、話し上手な人よりも「掘り下げ質問」が上手な人の方が、好感度が高くなることが分かっています。
掘り下げ質問とは、相手が話してくれたことを、一歩踏み込んで聞き返すことです。例えば相手が「最近旅行に行った」と話したら、「良かったですね」で終わらせず、「どのあたりに行かれたんですか」「一番印象に残っているのはどんな景色でしたか」というように、具体的に掘り下げていきます。そして何より大事なのが、次に会った時に、その内容をきちんと覚えていることです。「あの時話してくれた〇〇、その後どうなりましたか」と聞くだけで、相手は「自分の話をちゃんと覚えていてくれた」という特別感を抱いてくれます。
贈り物をする場合も、同じ考え方が生きてきます。大切なのは金額の大きさではなく、相手のことをどれだけ考えて選んだかというプロセスです。私自身もお客様に本をプレゼントされたことは特に印象に残っています。最初はピンとこなくても、読んでみて「こういう物を選んでくれる人は素敵だな」と感じるものです。形に残らない贅沢より、記憶に残るものの方が、結果的に評価されやすいんです。
こうした会話の感覚は、実際に練習することでも身についていきます。私の結婚相談所では、テーマを決めたトーク練習を行っていて、毎回違う女性スタッフに相手役をお願いしています。最初の出会いから少しずつ仲を深めていく過程を、段階を踏んで練習していくイメージです。1人だけを相手に練習するより、いろいろなタイプの女性と話す経験を積むほうが、対応の引き出しは確実に増えていきます。