驚異の優待利回り100% ! 行動するお金博士が足で探した超オトク優待銘柄15…2倍ビッグマック、1株3円で金券500円、2000円株で5000円分優待

本稿で紹介している銘柄:日本マクドナルドHD(2702)、松屋フーズHD(9887)、文教堂グループHD(9978)、イオン(8267)、キムラタン(8107)、上新電機(8173)、ノジマ(7419)、ビジョナリーHD(9263)、アゴーラ ホスピタリティー グループ(9704)、トーシンHD(9444)、ヴィア・ホールディングス(7918)、ピクセラ(6731)、買取王国(3181)、一家ホールディングス(7127)、ワタミ(7522)
みんかぶプレミアム特集:「最強日本株80」全予測、第6回は行動するお金博士ことFP投資家の山野祐介氏が実は知られていない「隠れ優良、優待銘柄」を紹介する。読んだら目から鱗(うろこ)。みんかぶプレミアム会員でよかったと思える記事です――。
目次
クオカード、ポイント、10%割引…奇想天外の優待利用術で利回りアップを狙え
私は、いわゆる「専業投資家」ではないし、「投資専門ライター」でもない。縁あって「みんかぶ」で記事を書かせていただいているが、私が得意なのはマクロ的な展望よりも、超ミクロな世界での節約やライフハック、ルールハックといった世界の話である。
こうした世界は、実は株と非常に相性がいい。たとえば、2021年8月1日付で上場廃止になった「オンキヨーホームエンターテイメント」の株は、最終日の7月30日には1円で取引されていた。翌営業日には取引できなくなる株なのだから、1円になるのはまあ理解ができる。しかし1円でも株は株なので、このオンキヨー株を最終日に100株買うと、8月に行われる株主総会の議決権が与えられた。この議決権を行使すると、オンキヨーから謝礼として300円分のクオカードと、自社サイトで使える700円分のポイントがもらえた。つまりこれは「100円の現金が、10倍の価値に化けた」とも言い換えられる。
また「三越伊勢丹ホールディングス」や「松屋(百貨店)」などの優待では、グループ店舗で使える10%割引カードがもらえるが、株価のサイトでは価値が測定できないため、優待利回りは計算されていないことが多い。しかし、最大限お得な商品を見極め、最大限まで枠を使えば、優待利回りは20~30%程度まで上がることがある。