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新NISAで最大に儲ける!1800万円をフルに活用したい2つの投資信託&4銘柄…年間配当100万円の凄腕投資家

 初の著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』(クロスメディアパブリッシング)が5万部を突破した投資家の配当太郎氏。2024年から開始予定の新NISA制度では、譲渡益だけでなく配当金も無期限に非課税になるが、どのような銘柄を買えばいいのだろうか。今回は新NISAで配当株投資はどう変わるか聞いた――。

新NISAでは配当金も無期限で税金がかからない

 2024年から新NISA(少額投資非課税制度)が始まります。現行のNISA制度は、年120万円まで、最長5年間の利益が非課税となる仕組みでしたが、新NISAでは「つみたて投資枠」で年間120万円、「成長投資枠」で年間240万円までの投資が非課税になります。つまり、投資枠2つの合計で1800万円までの投資が非課税に、しかも期間が無制限になるのです。これは大きなメリットです。

 一方で、デメリットもあります。そもそもNISAでは「損益通算」ができません。損益通算とは株の売買で損失が出た場合、損失と利益を相殺して、税金の負担を減らすことができる制度です。しかし、そもそもNISAは確定申告不要なので、損益通算はできません。たとえばNISA口座で10万円の損失を出してしまい、課税口座のほうで20万円の株の利益があったときなどに、結果として想定より多くの税金を払うことになってしまいます。

 そう聞くと、メリットとデメリットの両方があるように感じるかも知れません。しかし、NISAはメリットのほうが圧倒的に大きいです。私がやっている配当株投資でいえば、何より配当金に税金がかからないというのがありがたい。しかも新NISAでは、現行で5年間だった期間が、無期限になりました。減配や無配にだけ気を付けていれば、配当金というメリットをまるごと享受し続けられるということです。

最大1200万円の成長投資枠をフルに活用したい6銘柄

 私自身もNISAをやっていますし、当然、新NISAでは最大1200万円の成長投資枠をフルに活用する予定です。今、どの銘柄を購入するかをいろいろ思案しています。つみたて投資枠は、アップルやアマゾンなど米国市場に投資する「S&P500」と、全世界株式の株価指数「オールカントリー」を選んでおけば手堅いでしょう。

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この記事の著者
配当太郎

投資家。学生時代に株式投資を始め、リーマンショックを経て、配当株投資に目覚める。大型株を中心に投資し、保有銘柄の9割は配当金が年々増える「増配銘柄」が占める。Twitterのフォロワーは15万人超。毎日、配当株投資に関する情報を発信している。初の著書『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』(クロスメディアパブリッシング)は7万部超え。第2弾を5月に発売予定。

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