“喋るだけ”でアプリが完成する時代…YouTubeチャンネル登録者数10万人超のエンジニアが語る「奪われる側ではなく、使う側に回ればいい」
キーボードはほとんど叩かない。AIに話しかけるだけで、アプリが次々と立ち上がっていく――。そんな時代の到来を「バイブコーディング元年」と呼ぶのが、YouTube登録者12.5万人のエンジニアでソロプレナーのShin氏だ。AIに仕事を奪われる不安が広がるいま、同氏は「非エンジニアこそが勝てる立ち回り方がある」と語る。これから始まる“個人開発のゴールドラッシュ”に乗り遅れず、AIで稼ぐための決定的な思考法を、自身の原体験から余すところなく語っていただいた。全3回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「AI富裕層への最短ルート」
目次
2026年、個人開発の「ゴールドラッシュ」が始まる
僕は、2026年が「バイブコーディング元年」になると思っています。すでにいま、コードを一行も書かず、AIに話しかけるだけでアプリができてしまう。このアプリ開発のバブルは今年から来年にかけて続き、2028年あたりから下火になっていくのではないか、と。
裏を返せば、いま動き出した人こそ、この波の最前線に立っているということです。まさに、個人開発のゴールドラッシュ。なぜそこまで言えるのか。それは、アプリ開発のハードルが信じられないくらい下がったからです。
「喋るだけ」でアプリが立ち上がる
どれくらい下がったか。正直に言うと、僕は最近もうほとんどタイピングをしていません。喋るだけで、アプリを作っているんです。「Aqua Voice」という音声入力ツールや、エディタに標準搭載された「ボイスモード」に向かって、作りたいものの要件を話す。それだけで、コードが書き上がっていく。
スピード感は、具体例で見てもらうのが早いと思います。エンジニア向けSNSアプリのUI/UXは、5~6分ほどで完成しました。僕が作ったヘルスケア連動のアプリ「TamaWalk」も、たったの10分ほど。もっと複雑そうなAI占いアプリも、設計だけなら20〜30分でした。
もちろん、すべてが数分で終わるわけではありません。データベースや認証、決済まで組み込むとなると、少しだけ学習が必要になる。それでも、せいぜい1ヶ月といったところでしょう。実際に僕がリリースしたサブスク型アプリ「サブスクBox」の開発期間も、4~5日でした。昔の開発の常識からすれば、桁違いの速さです。スマホアプリに関しては、もう非エンジニアでも誰でも作れるのではないかと思いますね。