本業+AI副業で年収1500万円「会社員×AIプロデューサー」でリスクゼロで稼ぐ裏戦略
AI領域における個人の活動スタイルは、自ら動画を作成して発信する「クリエイター」だけではない。クライアントの課題を汲み取り、市場のトレンドと擦り合わせながら、適切なクリエイターをアサインしてプロジェクトを動かす「AIプロデューサー」という働き方が大きな成果を上げている。おのもの氏もその一人だ。
同氏は個人として大手企業のプロモーションやYouTubeチャンネルの運営支援を手掛ける一方、キャラクターを活用した「IP事業」にも着手。さらに日本コロムビアグループ株式会社主催、AIアニメのコンテスト「COLOTEK- AIクリエイティブコンテスト-」でトップテン入りを果たすなど、既存のAI動画の枠にとらわれない幅広い展開を見せている。
本稿では、AIを活用したクライアントワークで成果を出すための「マーケター目線」、企業の認知度を一気に引き上げる「IP制作の裏側」、そしてフリーランスとして独立せず「会社員×副業」のスタイルを維持し続ける理由について、同氏に詳しく語っていただいた。全4回の第2回。
みんかぶプレミアム連載「AI富裕層への最短ルート」
提案時に最も重要なのは「技術」ではなく「市場とのすり合わせ」
企業様からAIを活用した動画制作やプロモーションのご相談をいただく際、最も難しく、かつ重要なのは「クライアントの意向」と「実際の市場トレンド」を照らし合わせる作業です。
例えば、クライアントから「こういうイメージで子どもが賑やかに動く動画を作りたい」といったご要望をいただくことがあります。しかし、現状のトレンドやユーザーの反応を見ていると、「その切り口よりも、こちらのアプローチのほうがターゲットに届きやすい」というケースも少なくありません。
ただ、お金を払っていただく以上、成果が見合わなければお互いにとって良い結果になりません。ですから私は「ご要望の意図は非常に理解できますが、現在の市場の反応を鑑みると少し効果が出にくいかもしれません」と、プロデューサーとして正直に客観的なフィードバックをお伝えするようにしています。
AIで簡単に動画が作れるようになったからといって、ただ言われた通りに作るだけでは価値がありません。その動画が市場に投下された時に、認知拡大や購買行動といった実際の成果に繋がるかどうか。そこまで計算に入れて企画を立て、軌道修正を含めて提案できるかどうかが、プロデューサーとしての腕の見せ所だと感じています。