10億投資家・DAIBOUCHOU氏が26年後半に注目するセクター・銘柄を大暴露
「投資で勝つには、常に相場に張り付き、最新の情報を追い続けなければならない」――そんなイメージを持つ人は多いかもしれない。しかし、2000年の株式投資スタートから数々の暴落を乗り越え、専業投資家として確固たる地位を築き上げた人物がいる。
DAIBOUCHOU氏だ。同氏は、負けないことを徹底した「資産バリュー株」への投資からスタートし、現在では最新のAIを駆使した企業分析まで柔軟に取り入れながら、市場で生き残るための独自の哲学を持っている。
本稿では、同氏が最近注目するセクター・銘柄について語っていただいた。全3回の第3回。
みんかぶプレミアム連載「株式投資で億り人に」
目次
10億投資家・DAIBOUCHOU氏が26年後半に注目するセクター
現状で特に注目しているセクターは、先ほども少し触れた韓国のメモリ関連企業の「親会社」です。具体的には、SKハイニックスの親会社である「SK」や、サムスン電子の親会社である「サムスン物産」などです。AIブームによるデータセンター建設ラッシュや半導体工場の増設で、建築事業を持つ親会社も相当儲かるだろうと見ています。
特にSKは面白い構造になっています。SKハイニックスの時価総額が約150兆円あるのに対し、親会社であるSK本体の時価総額は約5兆円しかありません。しかし、SKはハイニックス株を約6%間接的に保有しており、その保有価値だけでおよそ10兆円にもなります。さらに、SK傘下の他の企業グループを合わせると本来なら15兆円ほどの価値があるはずなのに、株価は5兆円という「半額シール」が貼られているような状態なのです。このような株を買ったからといってすぐに還元される保証はありませんが、時価総額が大きいためアクティビスト(物言う株主)が入りやすく、ガバナンス改革のターゲットになりやすい。韓国でも現在、日本と同じようにPBRを高めようとする株主還元・韓国ディスカウント解消の動きが進んでおり、この割安さが是正されていく過程に大きな期待を寄せています。
このような韓国企業の分析にも、AIや現地の株サイト「ネイバーファイナンス」などをフル活用しています。韓国の企業が公表している資料は英語が多いですし、プレゼン資料を1ページずつAIに読み込ませて分析させたり、議事録を流し込んで要約・翻訳させたりと、AIはかなり役に立っています。