年収240万円のブラック企業から外資系金融へ「低年収・経験不足」でも転職で評価された理由
Xでキャリアや転職について発信し、フォロワー4.6万人を抱える「ずんずんのずんずんいこう(╹◡╹)」のずんずん氏。彼女はこれまでに年間約600人、累計約5000人ものキャリア相談に乗ってきた。
そんなずんずん氏だが、自身のキャリアは決して順風満帆だったわけではない。
新卒で入社したのは、年収240万円、残業月100時間という超ブラック企業。心身を壊して退職した後、「そういえば私、丸の内OLになりたかったんだ!」と思い出し、まさかの外資系金融へ転職。年収は一気に倍になった。 しかしそこで待っていたのはパワハラ……。
本稿では、そんなずんずん氏の決してキラキラとは言えない転職の軌跡と、そこから導き出した「無理をしないキャリアの選び方」を聞いた。全4回の第1回。
みんかぶプレミアム連載「年収を変える転職術」
年収240万円・残業月100時間。転職を決意するまでの“どん底”
私のキャリアは、新卒で入社した埼玉の会社からスタートしました。
私は就活についてロクに理解もせず、たいした情報収集もしないまま、一番最初に内定をもらった会社にそのまま入社しました。その結果、その会社が見事なまでのブラック企業でした。
今では考えられないかもしれませんが、朝7時半に出社してピンクの制服に着替え、オフィスの掃除やラジオ体操、朝礼をこなし、そして9時から始業です。始業まで1時間半は、無給でした(笑)
残業時間は月に100時間ほど、それでボーナスなしでいて、年収は240万円でした。さらに会社からは「大卒であって大学院卒ではないから、年収が上がるにはあと3年かかる」と言われました。そんな環境ですから人はどんどん辞めていきました。私の上司も4回変わり、最終的に新卒の私が責任者になりました。もちろん、責任者になったからって仕事が出来るわけもなく、上司から怒られ続け、最終的にうつ病になり、私はその会社を辞めました。
会社を辞めた後、「そもそも私のやりたいことって、なんだったっけ?」と考えるようになりました。そして「私は本当は丸の内OLになりたかったんだ!」と思い出したんです。
その後、運良く丸の内にオフィスを構える外資系金融に転職することができ、年収も240万円から一気に倍ほどに跳ね上がりました。
念願の丸の内OLにはなれたのは良いんですが、そこで待っていたのはお局からのパワハラでした。当時の私は英語もそれほどうまくなく、外資系金融の実務にもなれていません。
そんな私に対してお局様はありがたいことに(笑)朝から30分立ち説教をしてくださり、時にはファイルまで飛んできました。熱血指導ですね(笑)
お局から逃れようとまた外資金融に転職したのですが、そこでは社内政治に負けて、今度は激務になってしまうんですね。結局、また心身のバランスを崩してしまいまして、外資系はこりごりだと思い、次は日系企業に転職しました。
ここでも大きな失敗をしてしまうんですね。上司に生意気な態度をとってしまいました。結果、完全に干されてデータ入力の仕事に回され、その会社はわずか7ヶ月で辞めることになりました。
自分で一通り「やらかして」きたからこそ、「あのとき何がまずかったのか」「どうすればもう少しマシな選択ができたのか」が、後からよくわかるようになったかと思います。
この経験を読者の方にも使ってもらえばと思います。