会社員が副業YouTubeで「月10万円」を稼ぐには? 月100万円を達成した運営者が教える“20〜30本・3カ月”の分岐点
「1本投稿したのに伸びない、というのは当たり前です」——。6つのYouTubeチャンネルを運営し、約750〜800人が参加するオンラインサロン「ChiLoL」を運営するDio氏は、副業YouTubeを始めたばかりの人ほど、すぐに結果を求めすぎると話す。
とはいえ、伸びない企画を何年も続ければいいわけでもない。Dio氏が一つの目安としているのが、「20〜30本、3カ月」だ。
では、その段階で何を見て「続ける」「やめる」を判断するのか。そして収益が月100万円を超えたあと、Dio氏は稼いだお金を何に使い、一人で作っていたYouTube副業を事業へ変えていったのか。
副業YouTubeを始めてから、収益化、その先まで進むためのロードマップを聞いた。全3回の最終回。
みんかぶプレミアム連載「YouTubeはまだ稼げるのか」
「1本投稿したのに伸びない」は当たり前。初心者が最初にやるべきこと
初心者の方から、「1本投稿したのに伸びません」と相談されることがありますが、正直、それは当たり前だと思います。
HIKAKINさんやヒカルさんのようなトップクリエイターも、これまで膨大な数の動画を投稿してきました。そうした人たちと同じプラットフォームで戦う以上、最初の数本だけで結果を求めるのは現実的ではありません。
最初は、AIを使って簡単な動画を作ってみてもいいと思います。収益の本命にしなくても、切り抜き動画で投稿作業に慣れる方法もあります。企画を考え、動画を作り、サムネイルを用意し、投稿する。この一連の流れを繰り返さないと、自分が何に向いているのかも分かりません。初心者はまず、本業を辞めずにスキマ時間で投稿を続け、動画を出すこと自体に慣れるところから始めるのがいいと思います。
YouTubeは、以前より結果が出るまで時間がかかると感じています。企画によっては、半年ほど続けてようやく反応が出るケースもあります。ただし、だからといって、すべての企画を半年間続ければいいわけではありません。ある程度の本数を出した段階で反応を見て、続けるのか、別の企画へ切り替えるのかを判断する必要があります。
しかも、他のSNSと比べても、素人がいきなり長尺動画を投稿できるプラットフォームはYouTubeだけです。副業でゼロから始めるという意味では、今からでも決して遅すぎることはないと思います。
「20〜30本、3カ月」で反応なし…その企画は続けるべきか?
とはいえ、いつまでも「慣れる期間」を続けるわけにはいきません。そこで最近、僕が一つの目安として伝えているのが「20〜30本、3カ月」です。そのくらい投稿しても反応が弱ければ、一度その企画を続けるかどうかを見直していいと思います。
これは、3カ月で必ず成功するという意味ではありません。1〜2本で諦めるのは早すぎる一方で、反応のない企画に何年も固執する必要もない。その中間の区切りとして、「20〜30本、3カ月」を置いています。
時間に余裕があるなら、最初に複数のジャンルを試してみるのもありです。実際に動画を出してみて初めて、「意外と自分はインタビューが得意だ」と気づくこともあります。自分に合う形式が見つかったら、そこへ集中していける人が強いと思います。
登録者2〜3万人でも月100万円。「続ける・やめる」は何を見て決める?
では、20〜30本ほど投稿したあと、何を見て「続ける」「やめる」を判断すればいいのか。副業で月10万円を目指すとき、登録者数を目安にする人は多いのですが、それだけでは判断できません。
僕のチャンネルでは、登録者が2万〜3万人ほどでも月100万円の売上になったことがあります。反対に、登録者が多くても、投稿した動画が見られなければ収益にはつながりません。
だから僕が重視しているのは、登録者数そのものより、実際の再生数や視聴時間です。20〜30本を出したあとも、「登録者が何人増えたか」だけではなく、動画が継続的に見られているか、視聴時間が伸びているかを確認します。