「閉店で残ったのは80万円と0歳の子ども」レストランオーナーが、専業デイトレーダーになるまで

資金80万円でデイトレードを始め、2013年から一度も年間収支をマイナスにしていないパル氏。独学で80万円を失った4年間と、年間負けなしのスタイルが生まれた背景を聞いた。全3回の第1回
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
中古本100冊で独学、4年間で消えた80万円という授業料
パル氏が株を始めたのは2008年。当時はイタリアンレストランを経営しながらの兼業だった。
「お店の経営が苦しい時期があって、もう一つお金を稼げるものはないかと考えたのがきっかけです。実はその前に一度、マネックス証券から資料を取り寄せて口座を開いたことがあるんです。でも指値も成行も、何のことかまったく分からなくて。結局そのまま数年、放っておきました」
株取引のいちばん基本のルールでつまずいた経験から、2008年の再挑戦は本で学ぶところから始めた。
「書籍って新品で買うと高いじゃないですか。だからブックオフで中古の本を100冊くらい買い込んで、独学でスタートしました」
しかし、成績はついてこなかった。お店を営業しながら、数時間から数日ほど株を持つ取引を続けたものの、4年間の収支はおよそマイナス80万円。
「僕は臆病なので、一度にたくさんの株数を買うようなことはしませんでした。100株ずつ、勉強しながらやっていたんです。それでもコツコツ負け続けた。最初は年金や保険料の1か月分くらい稼げればいいと思っていたのに、お金は減っていくばかり。どうしたらいいんだろうと、途方に暮れる毎日でしたね」