「僕みたいな中卒でも負けずに来られた」資金100万円のまま十数年、相場に残り続けるトレーダーの稼ぎ方

レストラン閉店後に残った80万円から始め、2013年以降一度も年間収支をマイナスにしていないパル氏。家族を養いながら相場で生き抜いてきたリアルと、学歴に左右されない相場という舞台の魅力を聞いた。全3回の第3回
みんかぶプレミアム連載「デイトレード 最短で億り人を目指す!」
ステーキ動画1本で150万円、トレードを支えるもう一つの柱
80万円から始めたトレードの累計利益は、IPO(新規上場株)の当選分も合わせて約2000万円になる。ただ、それだけで家族の生活を何年も支えるのは難しかった。
「累計2000万円くらい勝ってはいるんですけど、その間に子どもがもう1人生まれて、それだけでは生活できないんですよね」
そこで収入を支えたのが、YouTubeだ。株もずっと勝ち続けられるものではないと考えて早い時期から始め、レストラン経営の経験を生かした料理動画も投稿してきた。
「料理動画の中でもステーキの動画がバズって、1本で150万円くらいいただけたことがあったんです。そういう収入があったから、なんとか生き延びてこられたという感じです」
子どもが大きくなった2〜3年前からはアルバイトも始め、今はアルバイト、YouTube、株の3本柱で暮らしている。
長期投資や配当狙いの投資は、ほとんどしていない。
「長期で持つと、資金がそこで拘束されてしまうんです。毎日スキャルピングをするほうが資金効率よく稼げていたので、そのまま来ています。本当は株って、自転車操業で生活費を稼ぐためのものではなくて、資産を作るためのものだと思うんですよね」
資金を寝かせておく余裕がないなら、同じ100万円を1日のうちに何度も回して利益を積み上げる。小資金だからこそ選んだ戦い方だ。複数の収入源があるからこそ、無理に大きく張らずに済んでいる面もある。